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SUPER HAWKⅢ 2025#4 電気装備見直し
絶対そうだ、とは言えない。
なにしろ、その場にはいなかったからね。
だけど、話を順を追って聞いていると、そうなんじゃないかな、と修理してみた記録。
いきなりウインカーが点かなくなった。
たぶん、リレーが原因だろうと思って替えてみたけど効果がなかった。
ついでなので、ETCの電源を接続してみたら、パチッと音がして、ウンともスンともいわなくなった。
その「ついでなので」をやめてほしい。
まったく「ついで」になってない。
とは言わないつもりだけど、言ってしまったかもしれない。
ウインカーに問題あり、なんだから、それを解決するのが最優先ですよ。
けど、配線をいじる機会が少ないので、「ついで」になるんだろうな。
では、見ましょう。
たしかに、ウインカーリレーが作動している様子がないですね。
電源はきているけれど、スイッチを動かしても出力がない。
これは、焼けた、のか?
と、安易にリレーを交換しても、また焼ける、ので、ウインカーとの接続状態を点検してみた。
テスターをあてれば、すぐに判る、と言いたいが、なぜか抵抗値が安定しない。
ウインカーステーを支えている金具まではアースが通っている。
ということは、ウインカーステーの塗装かサビが抵抗になっているのであろう。
すこし磨いて装着し直して、様子をみることにした。
ついで、「ウンともスンともいわない」現象に取り組む。
たしかにキーを捻ってもONにならない。
ヒューズだろうね、たぶん。
ただ、ヒューズが切れる原因はなんだろう?
ETC電源を接続したのがヒントであろう。
とりあえず、ライトケースを開けて、接続状態を見てみた。
黒い線にETCの赤い線を割り込ませてあり、アース線はフレームに接続してある。
この、割り込みクリップは個人的に好きではないけど、リークする状態ではなさそう。
試しに新しいメインヒューズを入れて、キーを捻ってみるしかないか?
ガラス管のブレーカーは持っていないんだよな。
と、覚悟を決めてやってみると、ETCの作動音が出た。
もちろん、エンジン始動も可能、ヒューズは切れない。
ウインカーのアース不良のおかげで、メインヒューズが切れた、とみてよいのか?
古い車両で、SIGNALのヒューズがないので、絶対、とはいえない気がした。
ここで改めて「ETC電源を接続した」を考えてみた。
ライトケースを開けたことは間違いなくて、その直後にMAINヒューズが切れた。
で、あれば、ライトケースの中でショートが起きた可能性が高い。
と、疑って配線を見ていくと、何本かプラス側で端子がむき出しになっているものがある。
ライトケースはステンレス製なので、運悪く接触した可能性がある。
て、誰だよこんな配線したヤツ?