
SUPER HAWKⅢ 2024#52 配線修復
ホタル、なる部品があるという。
増設テールランプ、といえばそうかもしれない。
長距離輸送用のトラックが荷台のあたりにつけているのとよく似ている。
あれは、車両の全長を知らせる目的があるけれど、二輪車につけるのは単純に目立たせたいだけだと思うと、個人的には付けようとは思わない。
切れたので点くようにしてくれ、と言われはしたが、自分で付けたものではないらしい。
つまり、配線がどうなっているのか解らないとのこと。
ただ、シートの下にスイッチがあって、ポジションランプを点けると、ホタルも光るようになっていたそうだ。
ということは、テールランプの電源を分岐させているのであろう。
この時代の車両は、ヘッドライトのON/OFFスイッチがあるので、テールランプの電源を分岐させるのは、合理的、というか、安易である。
シートを外すと確かにスイッチがあり、一本の線はテールランプに向かっている。
その先端はビニールテープがグルグル巻いてあるので、滅入ってしまうが、おそらくこれが電源であろう。
スイッチには3極のコネクタが接続されている。
赤はテールランプにつながって、黒はたぶんアース、黄色が出力だろうな、たぶん。
けれども、オス側はやたらと線が多い。
よーく見ると、一極から複数の線が出ているので、複数のタマを光らせているようだ。
これ、他にも光るところがあるんじゃないですか?
ええ、タンクの下にもあるけど、そっちは正常なのよね。
うーむ、正常だと言うなら、いいか、見なくても。
と、テスターをあてていくと、ホタル本体の電源が切れているのを発見、正確にはギボシ端子から導線が外れている。
細い線だと気を遣うからな、と接続しなおして終了。
サーキットテスターは買ったほうがよいですよ。
と、何度も言っているが、ぼくも導通と直流電圧を測るくらいしか使っていない。
翌日、ウインカー球をLEDに替えたら、ハザードみたいに左右両方とも同時に点滅するようになったけど、なぜ?と問い合わせがきた。
それは、テスターがあれば解決する話ではないな。