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「北海道有機肥料工場見学」産地訪問【組合員理事】

2024年7月。一宮生協組合員理事が北海道へ出向き、産地確認を行いました。その様子を『産地訪問レポート』として紹介します。

有機肥料工場

北海道上川郡比布町にある営農企画は、有機小麦・大豆の生産から加工まですべてを自社で行っています。1日目は、その有機肥料工場と有機小麦・大豆畑を見学、今城さんからお話をうかがいました。有機肥料工場は、日本で有機農業を広めていくためにも必要で、地域資源(鶏ふん、もみ殻、廃きのこ菌床等)を活用した堆肥の製造は、循環型社会の推進にもつながります。今城さんは「食べてくれる人のために世界基準のオーガニック製品を作り続けたい」と大きな夢を実現する生き方に感銘を受けました。アイチョイスでは「自然派Styleオーガニック食パン」「自然派Style今城さんの大豆で作った国産有機豆腐」などを取り扱っています。

生協のパン小麦「ゆめちから」
豆腐用大豆「トヨムスメ」

2日目は「大雪を囲む会上富良野農場」の有機人参・ジャガイモの畑を見学しながら、一戸さんのお話をうかがいました。山間部に位置するため、シカなどの動物が畑に侵入するので鹿よけを設置したり、草取り作業も人間の手によって行うとのこと。当日も18名の方が炎天下で一日中、広大な人参畑の草取りをされていて、安心安全な野菜をいただけることの有難みを改めて感じました。

大雪を囲む会上富良野農場じゃがいも畑

また、中富良野では有機カボチャ・トマト農家の橋本さんのカボチャ畑とトマトハウスを見学、お話をうかがいました。十勝岳の清らかな水と日当たり良い大地で育ったカボチャ「恋するマロン」はホクホクした食感の品種でお盆に向けて出荷されるそうです。豊かな自然の恵みと生産者さんの熱い想いのこもった野菜をたくさんの方に召し上がっていただきたいです。それが何より生産者さんの励みになると思います。

一宮生協組合員理事 中村 記


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