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6.24「齊藤コーヒー」訪問レポ

2024年6月24日。一宮中部こーぷ委員会のメンバーと斎藤コーヒーさんに伺いました。

■「齊藤コーヒー」MEMO

〔取り扱い商品〕
・フェアトレードコーヒー(豆)(粉)
※毎回異なる産地で登場
・頒布会(定期お届け)コーヒーなど
〔産地〕
・愛知県・名古屋市
・1948年に創業。70年コーヒー製造ひとすじ。従業員18名。
決して大きな会社ではないですが、だからこそできる細やかなニーズへの対応。鮮度へのこだわりが特徴です。

■「齊藤コーヒー」のこだわり

・キリマンジャロ、ニカラグア、東ティモールなど世界各地のさまざまな種類のコーヒー。コーヒー豆は高温な気候の地、赤道を挟んで上下25°の地域で栽培されています。日本でも栽培を試みていますが、まだまだ難しいんだとか…!一方、地球温暖化の影響で地球全体の気候が変わり、いずれ世界中どこでもコーヒー豆栽培ができるようになる日がくるかもしれません。
・フェアトレードのコーヒー豆も積極的に取り入れています。発展途上国との貿易は、現地の人々の生活を支えるという理由でも意味のあるものです。
・有機JASの豆にも力を入れていて、人や環境に優しいコーヒーづくりも行っています。コーヒー豆が「有機」と認定されるには3年もかかり、工場でも有機の豆とそうでない豆が混ざらないよう、ミル挽き工程など有機専用のマシーンを使う徹底ぶり。
・製造の過程でコーヒー豆を不純物と何度も選別し、美味しさを追求します。コーヒーの品質を保つため、高温多湿な工場での作業ですが、職人さん達が、美味しいコーヒーをお届けするために頑張ってくださっています!

コーヒー豆の保管庫には世界中からさまざまなコーヒー豆が輸送されてきます。
コーヒーの焙煎職人。
有機JAS専用コーヒーミル。

■コーヒーは高価なほど美味しい?

コーヒーの味の違いが決まるには
・産地
・洗浄方法…ナチュラル製法(身を乾燥させ取り除く)orウォッシュド製法(水洗いで洗い流した後に乾燥させる)
・焙煎方法…浅炒りは酸味が強く、深炒りは苦みが強い
・ブレンド…違う産地同士でブレンド・違う焙煎方法でブレンドなどブレンドの仕方は無限大
・挽き方
・抽出の仕方

齊藤コーヒーでは焙煎のマシーンを使って焙煎しますが、焙煎担当の職人がおり、他の人が焙煎する量・時間を全く一緒にしても職人と同じ味・香りにならないので熟練の技術、判断が必要なのです。
ご自身でコーヒーを選ぶ際には「これが正解というのもなく、自分好みのコーヒーを探しいてほしい。」と語る社長。値段が高いから美味しいというわけではないのです。

■「齊藤コーヒーさん」直伝!美味しいコーヒーを入れるコツ


①まずは沸騰したお湯をドリップポットに移し替えお湯を90度にする。
②ドリッパーやコップにお湯を注ぎ温め90度キープできるようにする。
③ドリッパーに平らにコーヒー豆を入れ少量のお湯をかけガス抜きをする。④ゆっくりと真ん中だけに少しずつお湯を注ぐ。

全体にぐるっといき渡らせたいところを我慢!真ん中にお湯を注ぐのが大事なポイント!

■一宮中部こーぷ委員会メンバーの感想

・従業員数は十数名ですが各作業担当の職人さんが責任を持って受け持ちされているのがスゴイと思いました!
・初夏の蒸し蒸しする作業場で1日中作業をされていて、大変だなぁと感じました。美味しいコーヒーを届けたいという熱い想いで頑張ってくださっていると思うと頭が下がります。身体に気を付けて美味しいコーヒー豆を届けてほしいです。


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