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「そうてんねんしょくハウス」~とかげのタランソワカさん の まき~

ひろのおばちゃんが いった。
「きょうのおきゃくさまは、とかげのタランソワカさんです。」
ぼくは、ドキドキしながら くりかえす。
「とかげの?タラン?ソワカさん?」
「そう。タランソワカさんは、からだがひえやすいので
おもいきり、あたためてくださいって、オーダーです。」
「かしこま りとり(*^^)v」
ぼくたちは、いつものハンドサインをこうかんした。

さっそく、ぼくは、うらにわのきりかぶに、せっけんいれのバスタブをおいた。
そこに、おゆをたっぷり やそうもたっぷりいれる。
そして、やわらかい はっぱのタオルを いっぱいいっぱい よういした。
かんぺきだ。
そこに、とかげのタランソワカさんが、やってきて、ひとこと。

「ぼくは、みずがきらいです。」
しょうげきのはつげん!

「えーっ マジで?100(ひゃく)マジで?」
「ええ、マジです(^^) 1,000(せん)マジです(^^)」
「ごめんなさい。タランソワカさん。ほんとうにごめんなさい。」
「いいよー、はやとくん。いいよー。しらないことは わるいことじゃない。」
「ありがとうございます。でも、どうしたらよいかしら?」
「あした、また きてきるみよ。」

さくせんをねって・・・
ねって・・・
つぎのひ。

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