冬季トレーニングに向けて
ひと足先にトラックシーズンは終了して移行期に入っています。
ランニングセミナーに参加して走りを学んだり、友だちとトレランに行ったり。
学びの楽しみ
昨日は、五味宏生コーチのセミナー「バネを使った走り 上肢を使った走りってなんだ?」に参加しました。
「地面から力をもらって進むための足の軌道や推進力を生み出す上肢の使い方を学ぶ」とあったのですが、まさにその通りの内容でした。
10月12日、19日は2週連続でFIRST TRACKのRUN CLINICにも参加。
こちらもとてもためになるCLINICでした。
※トップ画像は、佐橋コーチのランクリニック時に撮影していただいたものです。
その合間にはマロン航太コーチのONENESS RUNNING ACADEMYにも参加。
こちらは3週連続のオンライン講座で、トレーニング、栄養、ランナーの人生について話を聞きました。
と、あれこれ楽しみつつ冬季トレーニングについて考えています。
フィジカル面での3つの課題
まずフィジカル面での課題は、3つあると考えました。
①筋力。めっちゃ弱い。
②股関節と肩甲骨の可動域。身体のあちこちがめちゃくちゃ硬い。
③フォームの改善。ドリルなどを通して正しい動きを身につける。
課題は山積みなのですが、ここで一番大事なのは、自分の目的をはっきりさせておくことです。
私は、身体を柔らかくしたいわけでも、筋力を強くしたいわけでもありません。
シンプルに、走るのが速くなりたい。
だから身体を柔らかくすることが、走りが速くなることにつながるのかどうかが重要です。
身体が柔らかくなっても、走りが速くならなければ意味がない。
筋力をつけたら速く走れるのか、ドリルがうまくなったら速く走れるようになるのか。キモはそこです。
「走りを速くしたい」は「走りをよくしたい」とは違うと思っています。
走りをよくすることと走りを速くすることは、≒(ニアリーイコール)ではあっても=(イコール)ではない。
いま私は、まあまあ合格点のフォームでは走れているのではないかと思っています。
もちろん細かい欠点はありますが、それを修正したからといって大幅に走りが変わる、速く走れるようになる、とは思えない。
というか、それはかなり遠い道のりだと感じます。ずっと根気強く課題意識を持ち続けて達成できるもの。
なので、集中的にそれに特化することは得策ではないと思うんです。
ランの1丁目1番地とは?
そうやって考えていくと、フィジカルは大切なベースではありますが、まずは何より走ることが大事。
走ることを疎かにしては意味がない。
時間もお金も体力も有限なので、どこに自分のリソースをさくのか。
まずは、走ることですよね。まさにそれが1丁目1番地。
そこをしっかり心に留めた上でフィジカルに取り組まないといけません。
そんなわけで、とりあえずあれこれと講座を受けつつ、コツコツと走り込んでいます。
走り続けながら、冬季で取り組みたいのは、筋力アップです。
だけどわたしはあまり重いのを持つのには向いていません。
めっちゃ疲れるんです。
だけども自重では足りない。ってところで、ダンベルやメディシンボールを使ったトレーニングを週2回くらい組み込もうと考えています。
関節の可動域については、そこに特化するのではなく、毎日少しずつストレッチを続けていく。
ドリルは、阿見AC DREAMで、あるいは佐橋コーチのランクリニックで。
そんな感じでだいぶプランがまとまりました。
がんばるぞ。