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みこちゃんコンテスト第1回講評集~10/10分

みこちゃんの寄稿です。第1回の楽しい思い出を振り返りたいと思います。
すでに第2回の応募数は2週間で前回を越えましたが、第1回のチャレンジが皆様のおかげで大成功に終わったので、それがこうして第2回に受け継がれているのだと思います。

noteの私設賞では、エントリ作品数も最大級の私設賞となりました。

第1回を支えてくれた応募者の皆様に感謝しながら、あのイベントを涙拭きつつ(/_;)
振り返ってみたいと思います。

こちらから第1回みこちゃんコンテストのすべての作品をすべてお読みいただくことができます。

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本日時点で、128作品の応募がありました。
これだけたくさんの方に参加いただいて、THE NEW COOL NOTER 賞もとても盛り上がっております。

応募期間は24日まで延長しています。
過去記事にも、ハッシュタグをつけていただければ、事務局長が見つけてくれますので(笑)、ぜひご参加ください!

洋介委員長講評分

洋介委員長より、参加作品へ素敵なコメントがありました。
これを講評として掲載してほしいという話がありましたので、以下に引用します。

地中海さん
言葉をありがとうございます。
小4の時に母子で呼び出されました。
「この子は
他の子と違うので気を付けてください」

三年前に社会復帰して
あることに気がつきました。
みんなが普通にできることが自分はできない。
asdやhspという概念を知り
本を買い漁りました。

地中海さんのような母親の存在は
子供にとって大きな救いです。

会社組織にいると理不尽なことや
パワーハラスメントや
さまざまな困難に遭います。
勇気を出して理不尽な目にあうことも
多々ありました。

地中海さんの伝える勇気、
とても勇気のあることです。
たくさんの人のフォローや地中海さんの笑顔、
なによりハトちゃんが笑っていること、
伝える勇気が生み出した幸福。
素敵な話を伝えて頂きありがとうございます。

私のasdとhspはこの一年間のnoteでの
皆さんとの意識の交流でほぼ消えました。
岡田尊司さんという精神科医、医学博士
の唱えていた禅の考え方と認知療法に
マインドフルネスを組み合わせた方法を
実践した結果、克服しました。
本当にありがとうございます。


ヒロさん講評分

川柳は自分も大好きです。

小学のころ季語が無くてはならない など先生とのやり取りが思い出されました。

字あまり 字足らずでも構わない という 今、多勢を占める風潮も好みです。

限られた文字数まで言葉を削ぐことで読み手の想像力を刺激する5作。

善悪と相性、無難への潜在意識、やさしさの本質、北風と太陽、ビーナスのオーラ、それぞれ そんな言葉を連想します。

元来 ユーモア溢れるnoter:ジーモさんなので あえて堅めの言葉を表したくなりました(笑)

守れていない自戒 が季語の一つのよう、下地にあることが 笑みを誘います☆


一奥講評分

この国の片隅にある、様々な人種が入り乱れる工場での一幕。
意識することのない、しかし、たしかにある日常であり、日本の中のグローバリズムです。

そしてそこに入り交じる様々な感情……そのうねりに、秋さんの透徹した確かな眼差しが注がれています。

人と関わらなければ生きられない。
それは民族もまた同じことなのかもしれません。
人もまた同じ。ある者は喜びを、ある者はむなしさを、ある者はまた憎悪を抱きながらも生きていて――どれかが極端になることもなく、中和・相殺されながら日々が微妙な、灰色のバランスで過ぎ去っていく。

三連作の真ん中。
「上」で何が始まっていたのか。
「下」でこの不穏な気配がどう帰結するのか。

鋭いまでの感性で、秋さんが、そんな一幕をえぐり取ってくれた作品です。

THE COOL NOTER賞にご応募ありがとうございました。


小さい頃に間違えて覚えた言葉。
でもそれが不思議な響きをもって、おさない頃の記憶をかたどる。
そしてそれが今の生活に生きている。

北杜夫の「幽霊」を思い出しました。

『しゅっぱんけんぽう』という言葉と、大人になってから、かなこさんは再会された。それは幼い自分との邂逅でもあり、同時に、今の日々のご生活の中で再構築された、どこかやわらかくも幻のようなあたたかな感覚でもある。

トライアスロンにご挑戦されている日々も、そうした、集中しなければ目には見えない霧のようなものの――そういうものに支えられているのかもしれません。
目を凝らさねば見えない。限界まで体力を使って、生きて、生活して、挑戦して、その中にきっとふと、

『しゅっぱんけんぽう』

と無邪気に話していた時の、かなこさんご自身の幼い感情がありありと、まるでご両親の幻像に出会ったかのような感覚が、戻ってくる。

そんな不思議な気持ちになりました。


お料理といういとなみが、生活の中に楽しく息づいていることが伝わってきました。

ケーキのデコレーションまで含めて、家族と楽しむ。
自分も、小さい頃に、セオリーなど知らず生クリームに剥いたみかんを貼り付けて楽しんでいたことを思い出しました。

よく、オリジナリティなどの言葉もありますが、
一奥が思うのは「饗食」ということ。

つまり誰と一緒に食べるか、どんな風に食べるか。
そこにどんな楽しさや嬉しさがあるか。
momotanさんが撮られた、お料理達の生き生きとした映りから、そんな様子が垣間見えます。作る時も、食べる時も、買い出しにでかけることすらも楽しい。

だからこそ、コピー記事もまたオリジナルと化して、また誰かに受け継がれていく。言葉としては残らずとも、習慣・家庭文化・生活の中の一つの営みとして誰かに受け継がれていく。

本歌取りという我が国の伝統がありますが、それは、まさにこうしたことなのかもしれません。
技法ではなく、文化であり、つまり現代になお我が国で息づくものである。

そんなことに気付かされました。


みこちゃん講評分

思春期に思春期なりに大人になりたい。
そう思う強烈な瞬間がありますよね。

規則を破る、大人に言われたことに反抗する。
それは自分の大事なことを守りたい、そういうことなのだと思います。

「胸が揺れる、鼓動が小刻みに鳴る。 早く通り過ぎたい。」

切ないです。
見ていてほしいのに早く通り過ぎたい。

「借りたら返す。千倍の喜び。役得だ〜!」

駆け抜けたふわり ໒꒱· ゚さん…先輩の視線の前も駆け抜けた。
本当はゆっくり見てほしかったんじゃないのかな。

ビリになっても…。
女心はそういうものだよなあって、ふわりさんは書いてなくても。
そんなことを思いました。

駆け抜けたことを誰かが見ていた。
その思い出だけできっと生きていけるのだろうなあ。
とてもうらやましく思いました。


「明るさ」

これは救いなのだと思います。

明るいことは尊いと思います。

明るく生きるのは、明るいからできるのではないと思います。

きっと明るく生きている人ほどけっこうたいへんなのかもしれないなと、時々感じます。

BCR初めて聴いてみました。

素敵ですね!
なんかかっこいいお父さんが、土曜日に家族のために夜ごはん作っているみたいな(笑)。

「うまいだろこれ」

「おいしいです」

幸せ(^-^)

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第2回THE NEW COOL NOTER賞への、みなさまのエントリーをこころからお待ちしております。

■募集期間  ―― 令和2年12月1日~令和3年1月15日まで
■応募方法

#第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞」のハッシュタグをつけてください。
特定の部門へのエントリを希望する場合は、さらに「#第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞○○部門」を付けてくだされば、各審査委員が拝見します(必須ではありません)。
※希望する場合は複数の部門への応募が可能です。

また、お一人様何作品応募いただいても構いませんが、授賞対象は1作品までとさせていただきます。
なお、過去作品でも応募可能です。その場合も、同様にハッシュタグをつけていただけるだけでエントリとなります。

よろしくお願いいたします。

参加者同士の交流の場所を設けてございます。
お気軽にご参加ください。

*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

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