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(記事移植)第2回THE NEW COOL NOTER賞~11/26講評
みこちゃんの引退に伴い、コンテストの講評記事のみ、こちらに移植させていただきます。
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今回、第2回THE NEW COOL NOTER賞の、みくりや佐代子審査委員の【本当の文章の技術】部門にエントリしたくて、旧作品を引っ張り出しました。
さっそく、みくりや佐代子審査委員から、心のこもった講評をいただきました。
こんな思いは滅多にできるものではありません。
文章を書くことに興味のあるみなさまは是非、ちゃこちゃん(みくりや佐代子さんの愛称)の【本当の文章の技術】部門にご応募ください。
こんなにすごい講評がもらえてしまします。
みくりや佐代子さん講評文
「分かりやすい文章」が求められる時代。けれど「分かりやすさ」に従順になることで本来伝えたかった機微な想いがぽろぽろと零れ落ちてしまう。言葉を扱う者として、とても納得させられるnoteでした。
また、体験したことがないにも関わらず他人の行動に共感するのは「必然性の文脈」によるものだと筆者は唱えています。とすると消費者の「感動」は、どこかの誰かの戦略に基づいて作用するもので、私たちは日ごろから無意識のうちに感情までもコントロールされているのかもしれませんね。
このnoteは説得力のある例がきちんと提示されているので、読者を文章に引き込むスピード感があります。ただ、そうすると人間味のない「解説note」になってしまいがちなのですが、そうなっていません。なぜなら筆者の想いが文中のあちこちに散りばめられているからです。
筆者が最後に書き留めた「わかり易く文章を書くことへのためらいは、失わないでいよう」の部分。これが本当に大切なことですよね。この「ためらい」という言葉、これが次なる創作への意欲につながるのだと思います。人はためらったり、迷ったり、戦ったり抵抗したりしていないと、クリエイティブの火種が熱を持たないですから。
文章をツールに伝えたい想いが溢れる時、「分かりやすさ」に屈する必要はないのだと思える素晴らしい作品でした。
本当の文章の技術部門のご応募お待ちしております!