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【コラム】木のアクセサリーを身に着けたことありますか?

木のアクセサリーは、普通手持ちのアイテムとしては少ない材質ではないだろうか。大抵のアクセサリーは、クリスタルだったり、ゴールドやシルバー、パールといったものが主流である。そんな中、素敵な木のアクセサリーを見つけたのだ。

目が離せなかった、Woon Hungの木のネックレス

ある日、そのショップで見かけた木のアクセサリーから目が離せなくなった。それはWoon Hungというブランドの木のネックレス。木のアクセサリーというと、割とごつめのものが多く、見て楽しむ程度で、買おうと思うアイテムは、そうない。だが目が離せなくなるほど、私はそのネックレスのとりこになった。

話は少し反れるが、私は15年前に仕事で滞在したフィンランドで、木のアクセサリーを購入した。フィンランドでは大人気のaarikkaというブランドで、私も1~2点ほど購入したことがある。西洋人のボリュームがある体系には、若干ごつめのそのアクセサリーはきれいにおさまるが、実際付けてみるとアジア人の体系には、なんだかしっくりこなかったのを覚えている。

Woon Hungのアクセサリーを見たとき、そのaarikkaを思い出した。「これもごついかな?」と初めは手に取るのを躊躇したが、実際そのネックレスを試してみると、ごつさは全く感じない。それよりも意外と繊細で”セクシー”なアクセサリーに感じた。

木のアクセサリーがセクシー? 一体どんなアクセサリー?

木のアクセサリーがセクシー? 私は肌に近いヌーディカラーで小さなチップ上の編み込みネックレスを選び、自分に合わせてみた。ネックレスと私の首や鎖骨の色がほぼ同一のカラーなので、ネックレスのしっかりしたデザインの立体感が目立つ。そこにセクシーさを感じたのだ。

白いシャツのボタンを少し多めに外し、そのネックレスを肌に合わせたり、襟ぐりが大きいカットソーに合わせて、鎖骨部分にそのネックレスを合わせたりしてつけてみる。

同僚「それ素敵だねー」

私「セクシーだと思わない?(自分で言ってみたりする)」

同僚「確かに!肌の色と合ってなんだかいい感じ」

私「これ、木でできているの。」

同僚「え?そうなの?木に見えないね、軽そうだし。木だから優しい感じに見えるんだね。」

そのネックレスをつけるとこんな会話が日に何回かなされるのである。

もう1つのネックレスは、大本命で買いたかったもの。このネックレスは3㎝半径の木のチップをランダムに重ね合わせたもの。やはりヌーディカラーを選び、手持ちのヌーディカラーのカシミアセーターや、コットンセーターと合わせてつけるのだ。これまた「セクシー」感じられるコーディネートである。

もちろんその他の色も素敵。次はどれを選ぼうか・・

勿論、カラーはヌーディカラーだけではない。きれいなレッドやブルー、アイスグリーンなど様々。WoonHungのアイテムは、スタンダードなデザインというよりは、木の材質や形を活かしたユニークな物なので、ニットやTシャツ、そしてワンピースやドレスにも1点ものとしてつけると素敵である。

私は40代半ばの友人2人にプレゼントしたが、敢えてTシャツと合わせてね、とコメントをした。Tシャツに合わせるだけで、ファッションがぐっと洗練されるからである。友人にはとても喜んでもらえた。

ストーリーを知ると、もっとWoonHungのアクセサリーが好きになる

私は勇気をもって、このブランドのオーナーに商品の背景を伺いたく、連絡を取らさせてもらった。あまりにもこのWoonHungのアクセサリーに魅了を感じてしまい、より深い話が聞きたくなったのだ。その時のお話の内容は、私が連載をさせてもらっているSTYLEHAUS「どこで買ったの?と聞かれる率高し!★日本未上陸★シンガポール発のアクセブランド【WoonHung(ウーンハン)】にインタビュー」 で説明させてもらっている。

アクセサリーは、勿論デザインが一番大事な要素だが、商品のできた背景やその裏にあるストーリーも、更にそのアクセサリーを魅力的にするものだと私は思うので、本当に気に入ったアクセサリーやジュエリーは、ブランドの生い立ちを調べることが多い。このWoonHungも商品には見えない素晴らしいストーリーが隠されている。それも壮大なテーマと一緒に。これらのストーリーを知って、もっとWoonHungのアクセサリーが好きになった。私のところに来てくれたこの2つのネックレスは、数少ない木のアクセサリーの中で大のお気に入りのものとなった。

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