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ニディガ展2(ツー)に行ってきたよレポ

 始まりましたねぇ、二ディガ展2(ツー)! 1/19にあった原作『NEEDY GIRL OVERDOSE』150万本突破&2周年記念生放送の興奮も冷めやらぬ中での開場でした。
 争奪戦開戦を知らずにいて、買うのが少し遅れたので昼過ぎのチケットではありましたが、初日のチケットをどうにか取れましたから、その会場内の様子をレポートします。ネタバレしかありませんから、気にする方はただちにインターネットをやめてくださいね。

 会期を通した変化についていくらか追記しました。

 今回の会場は、アキバCOギャラリー。秋葉原の大通り沿いを、アニメイトとかのある方へ直進したところにあります。JR秋葉原駅の電気街改札からだと歩いて10分くらいでしょうか。銀座線の末広町駅からだと、1番出口もしくは3番出口からすぐです。
 堂々と超てんちゃんのキービジュアルが掲示され、その笑顔を通行人へと振りまいていますね。ふとした通りすがりや信号待ちに超てんちゃんに微笑みかけて貰えることの、なんと幸せなことでしょうか。
 今回は時刻指定予約制ですから、ここで入場を待ちます。外に面しているとはいえ、ちょっと引っ込んだ感じになっていますから、雨が降っても安心です。ここでチケットのQRコードを準備しておきましょう。
 受付は、そのQRコードをかざすだけです。無事に認証が完了すると、入場特典のクリアファイルが貰えます。

 このように、入場時間によって絵柄が異なりますから、どれが欲しいかで入場時間を選ぶのもいいでしょう。サイズはA5サイズですから、A4のクリアファイルがあれば安全に保護できます。あと、ちょっとした注意点として、この公式ツイートの画像の順番は逆になっています(画像3番目が11:00〜13:30、画像2番目が14:00〜16:30、画像1番目が17:00〜19:30)。
 受付を抜けると物販コーナーがすぐ目の前にありますが、左のルートへ案内されます。そこで並んでいた人が一旦止められ、7名くらいずつ先に通されます。ここにいたのは全部で20〜30名くらいだったでしょうか。また、ここではさっきのクリアファイルにもうひとつの入場特典である「まほうのきって」が入っていること、それを次の部屋で使うかもしれないということがアナウンスされます。「まほうのきって」はあめちゃんverと超てんちゃんverが1枚ずつ、クローズド缶バッジでよくあるような袋に入って渡されます。

よく見ると右の方にきってが貼ってあります

 最初の部屋は、見慣れた配信画面が壁一面に広がっています。今回の配信のタイトルは「あなたをまってます」。全員が部屋に入ると、いよいよ配信が始まります。ソアリンとかホンテとか、舞浜によくあるプレショーみたいなものですね。
 ところで、ここで某夢の国とか表現する人間には気をつけましょう。舞浜にあるのは「夢と魔法の王国」か「冒険とイマジネーションの海」ですからね。閑話休題。
 いつもの変身シーンを経て、配信が始まりました。超てんちゃんは、我々の来場を歓迎してくれたあと、さっきのまほうのきってを舐めてキメることを促してきます。コメント欄のあたりには、先人が貼ってきたらしいまほうのきってがありました。
 これでプレショーは終わり、次の部屋への扉が開かれます。ここで初めて袋を開け、まほうのきってを取りだしたのですが、裏が濡れると糊になる本物の切手みたいな材質(?)なんですね。なお、持って帰りたい場合は、貼らずに持って帰ることもできます。つまりはどっちだっていいのですが、超てんちゃんのお願いですから、ねぇ……?

縁の凸凹も再現されています

 当然、断れるはずもなく、まほうのきってを舐めて壁に貼りました。これで私もまほうのきってをキメて、夢の中に入れたというわけです。こういう没入感を高めてくれるタイプの体験型はいいですね。ちなみに、超てんちゃんのお願いには応えたい、でも切手とはいえ舐めるのはちょっとなー……という人は、置いてあるアルコールスプレーで濡らすこともできますよ。

もはや椅子に見覚えがある

 2番目の部屋は、超てんちゃんの遊園地です。薄暗くて怪しい雰囲気の中、クレーンゲームやガチャガチャに囲まれて等身大超てんちゃんがいます。
 実際に遊ぶことや触れることはできないのですが、クレーンゲームの筐体の中にはこれまでの超てんちゃんが詰まっています。POP UP PARADEのフィギュア、ねんどろいど、新作のぬいぐるみ、てんしのたからばこ(黒箱&紙箱)、ガレキ、プライズのぬいぐるみと、見覚えのあるものばかりです。これまで超てんちゃんと過ごしてきた日々が目に浮かぶようですね。

 ニコニコ超会議、夏のニディガ展、ゲームショウと何度も会ってきた等身大超てんちゃん。今回は、薄暗い中でなぜか蛍光灯みたいなライトを立てたかけられ、妖しく照らし出されています。さっきのまほうのきってが生きてきますね。超てんちゃんと同じ夢の中で融け合いましょう。

 これまでと異なる点として、今回は整理券もないので好きなだけ至近距離からでもローアングルからでも写真が撮れますし、後ろからの姿も拝めます。これはデカい。
 これまでとはまた違う楽しみ方ができますね。

ブラウン管、めっちゃ"合う"

 超てんちゃんの遊園地を出ると、超てんちゃんが言うところの「ただの廊下」があります。ここにある灯りはブラウン菅のそれだけで、さっきの部屋みたいな退廃的で幻想的な雰囲気です。ブラウン菅には、『INTERNET YAMERO』のMVにも似た混沌とした映像が映し出されています。
 うまく写真撮れたらさぞ映えそうですね。ここに限ったことではありませんが、1グループがかなり少ないので、少し待てば誰もいないところを撮れると思います。

 次の部屋は、あめちゃんのおへやです。超てんちゃんのおへやとは違い、ベッドや勉強机が生活感を齎していますね。プリキュアのグッズや64が置かれています。ゴミ箱の中にも注目ですよ。
 さて、この部屋の反対側には、今回が初登場の等身大あめちゃんがいます。あめちゃんも至近距離で会えますよ。やっぱりかわいいですね。脇には数十万かかったというゴンドラやボールプールがあり、ここもまた遊園地のようになっています。

 全体的にはメルヘンっぽい雰囲気で、その中に佇む黒髪の美人は見事な光景です。期待たっぷりに会いに行った等身大あめちゃんですが、大満足の完成度でしたね。この機会に思う存分、等身大の2人を満喫しておきましょう。
 ここにあるゴンドラには乗ることもできます。また、このあめちゃんのおへやには以前販売された超てんちゃん監修の香水が吹かれているとのことです。ベッドの乱れ具合や門の配置にはにゃるらさんがこだわっているらしく、完成度の高さにも納得ですね。
 香水、私は疎かったのですが、この部屋に香水が吹かれていることを教えてくれたスタッフのお姉さんに色々教えて頂けました。お姉さんのおすすめは枕の裏だそうです。

 最後はお待ちかね、物販コーナーです。超てんちゃんのコスのお姉さんがいて、「おかえり、ピ」と手提げを渡してくれたり、商品のおすすめや我々のグッズに言及してくれたりします。サインが展示されているのもここです。
 ラインナップは公式発表の通りですが、去年販売された香水については予約用URLの配布のみとなっています。ゆっくり考えて注文するといいでしょう。私は前回ひとつだけ買ったので、観賞用をもうひとつ買おうか悩んでいます。
 決済手段はあんまり多くなさそうだったので、そこは注意です。クレカとID、交通系ICは対応していたはずですが、例えばPayPayは使えなかったと思います。

これ発売しませんか?

 パワーアップして帰ってきたニディガ展2(ツー)は大満足の出来でした。150万本を突破し、2年目を迎えた超てんちゃんからはまだまだ目が離せませんね。彼女の夢と融け合えるのは最高の経験です。
 まだ予約枠は空いているようですし、ぜひとも超てんちゃんとあめちゃんに会いに行ってみてくださいね。なお、ここ数日は難しそうですが、物販コーナーなら無料で入場できるそうです。

追記:
 以上の部分を書いたのは初日昼過ぎに凸して少しあとのことでした。結局、私は会期を通じて5回行きましたね。今回のニディガ展2(ツー)は、会期を通じて変化していたのもひとつの特徴ではないでしょうか。
 もっとも大きな変化は、物販エリアに追加された寄せ書きでしょう。ごく初期は今回のキービジュアルの超てんちゃんの大きなボードがありましたが、途中からここへ寄せ書きが貼れるようになりました。付箋とペンが用意され、来場したピが自由に超てんちゃんやあめちゃん、ニディガへの想いを綴って貼り出せるのです。
 ニディガはシングルプレイのゲームですから、普段は他のプレイヤーのことをあまり意識しないものです。ですが、こうして他のピたちの存在を、自分と同じように超てんちゃんを愛している人々の存在を間接的にでも目の当たりにすると、なにか大きな繋がりを感じますね。他の世界のサム・ポーター・ブリッジズみたいな。同担拒否過激派のピは、一般オタクのスパチャとして見ましょう。
 付箋は瞬く間にボードを埋め尽くし、最終的には横の壁まで広がっていました。愛を叫んだもの、素敵なイラスト入りのもの、スパチャみたいになっているもの……これもまた、立派なニディガ展2(ツー)の展示だと思います。

 物販といえば、2/1と2/2の2日間のみ、5000円購入ごとに1回引けるくじのイベントが発生しました。システム(?)面での変化としては、当日券の販売(1700円)や物販エリアのフリー入場化もありましたね。
 公式発表によると、上位賞はPOP UP PARADEの超てんちゃんやパネル(アパレルに使われているイラストのパネルが入口付近に飾られていました)だったようですが、私は3回引いてすべてまほうのきってでした。つくづく運がないですね。閑話休題。

 写真で比較してみようのコーナーです。まずはこちら、最初の部屋の初日と最終日。びっしり貼りましたねぇ。左右の壁にも所狭しと貼られていました。

 そしてもうひとつ。こちらは最後の物販エリアの壁です。スパチャ解禁後はあっという間に埋まってしまいました。

 最後までお読みいただきありがとうございました。お気に入りショットでも観ていってください。

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