Apple歴27年のライターが楽天miniを買ってみた話
自分のことをApple信者と思ったことはないけれど、1993年頃からApple製品を使い続けている。当然普段のスマートフォンはiPhoneだし、Android端末は書籍や雑誌記事を執筆する際の検証機くらいしか触ることはない。ところが、ひょんなことで楽天モバイルの「無料サポータープログラム 2次募集」で2万人のうちの1人に当選してしまった(現在は募集終了、即日定員に達したらしい)。せっかくの幸運なので、選ぶ端末は当然Felica搭載スマホで世界最小・最軽量の「Rakuten Mini」だろう。本体のレビューは各ITメディアやブロガー・YouTuberの皆さんが詳しくやってくれると思うので、いちAppleユーザの視点でこのガジェット入手の顛末をご紹介していきたい。
小さいことはいいことだ
まず、そもそもなぜRakuten miniを使ってみようと思ったのか。理由は割とシンプルで、①楽天ポイントが溜まっていた、②新しいモノは楽しい、③小さいデバイスは正義、の3点である。楽天が自ら開始するMNOサービスの実力を確かめるなどIT業界的なもっともらしい理由も挙げられるが、私はITジャーナリストではないので、そこは割とどうでもいい(通話・通信品質やエリアなどは試す予定)。
そして、小型のAndroidという観点では昨年末からPalm Phoneなどが量販店で販売されている。当初はそちらも検討したが、実売で4万円台半ばと洒落で買うにはちょっと高い。その点、Rakuten miniは一括払いでは2万円弱、しかもプログラム対象製品だと楽天スーパーポイントが18000ポイント、アンケートや使用条件をクリアすると毎月1000ポイントが支給される。つまり実質タダなのだ。通信費などの無料期間が3月末までなのと、正式サービス開始後の料金プランが2020年2月8日現在発表されていないという不安要素は残しつつも、楽天アカウントを持っているユーザには魅力的な提案だ。
6店舗でしか申し込めない
前置きが長くなったが、2月14日が無料サポータープログラムの契約期限なので、早速申し込みを行うことに。Rakuten mini以外のキャンペーン対象端末はWebからでも申し込めるが、Rakuten miniの場合は恵比寿、渋谷公園通り、池袋東口、名古屋栄、心斎橋、神戸三宮の6店舗の店頭でしか手続きが行えない。楽天モバイルが現状利用できる自社回線のエリアが関東だと23区周辺と近県の一部しかないなど、やむを得ない理由はあるが、若干面倒ではある。
土曜の午後に予約もせず渋谷公園通り店に飛び込みで行ったところ、待ち人数は3人で30分程度で手続きを開始、待っている間に同じ通りにあるApple Store渋谷から位置情報と連動して通知が届く。まるで「お前の浮気はお見通しだ」と言わんばかりのメッセージに心痛めつつも、順番が来たので店の2階で手続きを開始。
店頭での手続きということで時間がかかるかと思われたが、説明スタッフの手際がよく本人確認や重要事項説明などは大手キャリアショップよりもかなりスムーズ。さすがにIT企業直営の旗艦店ならではといったところ。約40分程度ですべての手続きがあっさり終了。無事にRakuten miniが利用可能な状態で手渡された。
Rakuten miniを実際に手にした第一印象は「ヤバい!mini小せえ(小並)!」である。普段6.5インチのMaxなiPhoneを使っているので、その違いはなおさら。40過ぎたオッサンでもワクワクすることがあるもんなんだなあ。だが、果たして老眼気味の私に使いこなせるのか、そもそもAndroid自体慣れていないので色々トラブルもあるだろう。それはこれから追ってレポートしていきたいと思っているので、続きが気になるようであれば「いいね」を押していただけると幸甚の至り。
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