【浜松】トリイソース@工場横自動販売機
はじめに
みなさんこんにちは!
日常的に使用するソース、どちらのメーカーを使用していますか?
様々なメジャーメーカーからローカルメーカーまであり、消費の仕方も地域によって好まれるソースが異なるのも大変興味深いですよね。
以前浜松に赴いた際に調味料関連でご当地物って何があるのかな?と探した時に、食卓に並ぶソースが浜松エリアではラインナップが関東圏とは異なる事を知りました。
この記事では浜松に拠点を置く「トリイソース」の製造工場まで伺い購入した商品と、それを使った料理をご紹介したいと思います。
お店の場所
今回足を運んだのはソースの製造工場があるトリイ食品株式会社さんです。
足を運んだというよりも偶然が重なった結果で、本来は駅構内の土産店でソースのみ購入する予定だったのですが、以前ご紹介した記事「お好み焼き大石」さんに立ち寄った際に折角だからと辺りを散策したところ丁度工場が目に留まったというのが実のところです。
トリイソースを使用する遠州焼き店を出た後、少し歩いたら目に留まる壁面の「トリイソース」の文字を見れば心躍るのもさもありなんです。
そんなトリイソースの製造工場は浜松駅から徒歩だと20分程、近くまでは駅から出るバスに乗る手段もありだと思います(東部協働センターで降りる)。
方角はJR上り方面を高架北側に沿って歩いていく感じですね、突き当りを右折して大石さんが見えたらその奥側と覚えておくと分かりやすいかも。
外観・内観・お料理
バス通りから一本路地に入ると「トリイソース」の文字が見えるのでとても分かりやすいです。
道路を挟んで工場と事務所、直売所が立ち並び、自販機も設置されています。
伺った日は土曜日で丁度直売所が休業日だったせいか事務所らしい場所も人影が見当たらず周囲も人気は全くありませんでした。
自販機のコーナーもポツンとある感じでのぼりや看板もなく割と質素な感じです。
といったところでお店が開いていなかったのでせっかくなので自販機で購入しようとラインナップを見ると、ソースの他にお菓子やシャツなども販売していました。
そして駅前の土産店では置いていなかった商品も見つけ、ここまで来た甲斐があったなと気持ちもひとしお。
旅行用バッグではない小さな荷物入れしかなかったので今回は自販機で発見した「オムライスをおいしくするソース」と「遠州ソース煎餅」を購入しました。
帰途に着き先ずはソース煎餅から食べてみます。
からっと焼きあがった煎餅を手に取ると、ソースというよりも醤油に近い風味を感じます。
バリっといただくと醤油ではなく確かにソース、ウスターソースが掛かっているのかしら?
醤油と砂糖の甘じょっぱさとまた違うスパイス感を感じる煎餅という感じでお茶うけに良い感じでした。
続いてはオムライスをおいしくするソースを使用します。
液体の色味はオレンジ色でケチャップを想像する様な派手な赤さではないですね。
香りもツンとする酸味が少なく感じ、まろやかな仕上げになりそうな予感。
ケチャップライスの要領で炒めてみましたが、発色自体は明るくないのでちょっとあずき色に見えたかも、でもよい香りが漂います。
仕上げに半熟オムライスにソースをかけると粘度が低くさらっとしているのが分かる滴りよう、これで完成です。
早速いただいてみるとフルーツ感ある柔らかな味わいで酸味控えめがいい塩梅となっていて全体的に優しい風味となりました。
そんな果実感ある理由を調べてみると一瓶に200g以上のトマトを使用していたり、動物性の素材を一切使用しないなど独特の製法があるようです。
ということでここでトリイソースさんが拘る5つの柱を抜粋。
1:食品添加物を使わない。
2:野菜はペースト不使用生野菜のみ
3:お酢はマイルドな自社製造製
4:香辛料は丸ごと粉末不使用
5:木桶熟成
以上の工程をもってソースが作られているのだとか、ソース作りにまた一つ知見が広まりますね。
引用:ソースづくりのこだわり
そんなソースの知識も広がり、浜松の地元民だけでなく飲食店も多用するトリイソースさんに出会う事ができました、ごちそうさまでした~。
おわりに
いかがだったでしょうか。
身近な調味料も少しアンテナを張ると地方色が強い商品に出会えることが分かりました。
かく言う私は自分へのお土産なら美味しい食材も嬉しいですが、その土地でしか巡り合えない調味料を持ち帰るのもとても好きなんです。
自宅でその地方にいる気分になれるというか、再現できる楽しみってありますよね。
そんなトリイソースさんですが、浜松エリアのみの販売ではなくスーパーによっては取り扱いがあるようなので、静岡をおひざ元とし他県へ展開しているスーパーならば手に入れられる可能性もあります(私も近所のスーパーで見かけました)。
手間暇かかっているだけあり少々お値段はりますが、美味しさは折り紙付きですのでぜひ手に取ってみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾