見出し画像

おうろうきちを飲みます!【中華を喰らう】


はじめに

 みなさんこんにちは!漢字って商品の見た目や味をパッケージだけで知らせるのに重要な役目を果たしていますよね。
でも本場中国の漢字だけの商品は本格的過ぎて逆に読めないだらけで不安になったりします。
そんな読めない中国の商品を分からないながらに今まで培ってきた漢字の知識と雰囲気で予想しながら食べて楽しんでみようというのがこの【中華を喰らう】シリーズの主旨となります。
この記事では東京都町田市の中華物産店で漢字だらけの飲料を買ってきたのでご紹介したいと思います。

購入品

 今回購入したのは「王老吉」です。
何と読むかはわかりませんが、以前外国人が発信する動画で見かけたことがあり、漢字だらけで中国の飲み物なんだろうなぁと思っていました。
中華物産店でもよく見かけるパッケージだったので割とポピュラーな飲み物かと思い今回手にした次第です。

気になる砂糖の順番

商品名の裏には成分表があり、以前購入した「仙草凍」というゼリーに含まれていた仙草が配合、ということは割と漢方系な飲み物で異国感ある風味がしそうと予想。

他にもいろいろな想像つかないハーブ系と思しき花の文字が羅列してあり体に良さそうとも感じますね。
それにしても中国のパッケージはしっかり飲料に含まれる成分に「水」を明記しているのが面白くて、日本には水は入って当然でしょ的な感じで記載されているのを見たことが無いのでこれも新たな発見かも。
といったところでいざプルタブを指にかけ開けてみます。

感想

 プルタブを押し込むと漢方の様な香りがふんわりと漂います。
苦手な香りではなく漢方薬を飲むときや栄養ドリンクを開けた時の様な感じで一層健康に良さそうな期待感。
グラスに注ぐと烏龍茶の様な茶色、微発砲しているような泡が付着しています、炭酸入っていたっけ?

ほんのり発砲でも炭酸飲料ではない

外観はそれほど感想ないので飲んでみます。
すると…とっても甘い!
イメージとしては茶系のお茶といえばウーロン茶やジャワティーの感覚が先行していたのでそれに漢方の香りが乗っかるあっさり味だと思っていただけにあまりの甘さに驚き。
味わいは香りが鼻から抜けて中国ならではのハーブティーを飲んでいる感覚ですがひたすら甘い、只々凄まじい量の砂糖を溶かしました感ある砂糖水を飲んでいる様。
飲んだことのある風味でいうとじんわりした甘さが特徴的な甜茶を砂糖ばんばん入れて再現したばかりでなく甘みを極限まで上げましたという感じ。
イメージとかけ離れた味わいにこれ一缶飲んだら逆に糖分摂りすぎて体に変調をきたすのではないかという感覚に囚われました。
なんだろう、エナジードリンク飲んで元気になっているつもりがカフェイン摂りすぎで思いがけず体調を崩すパターンと同じかも。
二口三口頂いたところでこれは飲み干せないなぁと感じて、氷を入れて冷やしたら飲めるか再挑戦、缶を開けた時は常温でした。
氷を入れて飲むと冷えて甘さの感じ方が鈍り飲みやすくなり、味も薄まっていい感じ、これって割材必要だっけ?

冷やした方が飲みやすい

そんな感じで少しずつ飲み進め「あぁこれは以前食べた仙草のゼリーの苦み少ない液体版ね」という結論で〆られそうな味わいでしたが、夏の清涼感を求めるシーンではどんなに冷やしても甘さが後から付いてくるので向いてないかなぁ。
むしろ風邪をひいた時糖分摂って体を温めながら漢方の力も借りたい場面ではホットにして飲んだらそれっぽい雰囲気出るかもしれませんね。
と自分には甘すぎてどのシーンで役に立つかは全く思いつかず家に置いておいても消化されないだろうなぁというドリンクでした、ごちそうさまでした~。

おわりに

 いかがだったでしょうか。
赤い缶でどこの中華物産店でもよく見かけるポピュラーなドリンクのようでしたので、日本でもよく自販機で見かける甘々なドリンクが飲める方なら大丈夫そうな甘さだと思います。
香りが漢方系ですので自販機感覚でさっと購入ぱっと飲むシーンには向かないかと思いますが、ハーブティーにお砂糖たくさん入れて楽しむ方ならオリエンタルな香りが楽しめるかと思いますので、興味ある方一缶百数十円で購入できますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾


いいなと思ったら応援しよう!