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ぎょせんざーさいを食べます!【中華を喰らう】


はじめに

 みなさんこんにちは!
漢字って商品の見た目や味をパッケージだけで知らせるのに重要な役目を果たしていますよね。
でも本場中国の漢字だけの商品は本格的過ぎて逆に読めないだらけで不安になったりします。
そんな読めない中国の商品を分からないながらに今まで培ってきた漢字の知識と雰囲気で予想しながら食べて楽しんでみようというのがこの【中華を喰らう】シリーズの主旨となります。
この記事では東京都町田市の中華物産店で搾菜を買ってきたのでご紹介したいと思います。

魚泉搾菜裏面

購入品

 今回購入したのは緑色のパッケージが大変目立つ「魚泉搾菜」です。
お値段は今回70円で購入しました。
かつて色々な地域の中華物産店で目にしてきましたが一番安価な店舗で50円、高いお店でも100円しなかったので大変リーズナブルです。
搾菜は私も慣れ親しんだ漢字なので読めますが、ぎょせんはいったい何を意味しているのかな?
パッケージ表からわかるのは特報品が英語でハイクオリティとあるので良い品という判断ができそう。
内容量は80gで最下段に会社名、ここに魚泉がはいっているのでぎょせんは会社名という事でいいのかしら、いわば○屋の搾菜みたいな。
裏面を見るとなんと親切に日本語のシール有、これを読むと搾菜を塩と砂糖とごま油で作りましたというシンプルな味と推察ができます。
でも栄養成分表示を見ると全部食べると塩分4.4gぐらいだから食べすぎ注意ね。
重慶は四川省の都市で、四川料理といえば辛い料理が多いと思うのでこの搾菜も辛いのかもと思うと中身が気になる所です。

魚泉搾菜80g

感想

 では開封して試食のお時間。
パッと開けると思いのほか短冊切りの搾菜は太め、唐辛子系の赤みは無く調味液もほぼ透明です。
香りはごま油を使用している割には香りはほぼ無く、野菜由来の青っぽさを感じます。
一ついただいてみると先ず感じるのは辛さよりも酸味、嫌な感じの酸味ではなくすっと消えていく酸っぱさが消えるとほんのりした塩気がやってきてぼりぼり食べ進める程に搾菜のうまみが追いかけてきます。
てっきり辛い味かと思っていたので拍子抜けしましたが、日本の漬物でいうところの浅漬けにかなり近いと思います。
なので白菜の浅漬けなどが好きな方には薄味で食べやすい味付けですね。
多分この手の搾菜は店頭でかなりの種類の味違いのパッケージがあったので、これを選べば一番オーソドックスで日本人にも食べやすい一品です。
しかし日本国内でよくみられる○屋の搾菜をイメージして食べると味の濃さが圧倒的にあっさりしすぎていて物足りないと感じるので別物と思っておいた方が良いかも。
どちらかというと搾菜食べて満足感というより箸休め的な感じですね。
ということでそのままたべてもさっぱりしていて食べやすく美味しいと感じましたのでまた見かけたら購入したい搾菜となりました。
他にも搾菜にはたくさんの種類があるので他の商品も手に取って食べ比べしてみたいな、と思いました。
折角なのでこの搾菜を刻んで炒飯にして食べてみました。

挽肉と豚ハツ入


挽き肉と豚ハツ入り搾菜炒飯、味を濃いめにすることで搾菜のシャキシャキした感触とさっぱり感が丁度良く、付け合わせにした刻まない搾菜を食べるとより塩気を感じる事ができます。
調理して分かったのは塩味の付いている根菜と考えて豚肉などと合わせて炒め物にしてもいいかも、豚小間と搾菜のさっぱり炒めとか。
と調理にも向きそうな可能性を考えながら本場中国の搾菜を頂いてみました、ごちそうさまでした~。

おわりに

 本場の搾菜を頂くことで中国の方が日常的に食す漬物感覚を体験する事ができましたね。
日本の搾菜は味付けが濃かったり、複雑な味付けをしていることがありますのでしゃきっとして爽やかな塩気が残る浅漬け感覚を搾菜に求めている方には向いている商品だと思います。
一つのパッケージが100円未満で大変お手頃ですし、保存の効く袋ですから常備しておいてもいいかもです。
中華物産店に立ち寄る機会がありましたら日本人にも無難な搾菜としてお手に取ってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾




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