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ポーランド旅行初心者必見!おすすめ観光スポットをご紹介!


こんにちは、50の手習いmotoです。

ここではポーランド旅行をお考えのあなたに、おすすめ世界遺産観光スポット4選をご紹介いたします。

そもそもポーランドってどんな国なのか?

ポーランドという国は日本人には普段あまり馴染みがないかもしれませんが、アウシュヴィッツ=ビルケナウ ナチス・ドイツの強制・絶滅収容所があるところ、と言えばご存じの方も多いと思います。

実は以下のようにユネスコ世界遺産も多く存在しており、見どころのある国の一つです。

  • クラクフ歴史地区

  • ヴィエリチカ岩塩坑

  • アウシュヴィッツ=ビルケナウ ナチス・ドイツの強制・絶滅収容所

  • ワルシャワ歴史地区

  • ビャウォヴィエジャ原生林

  • ザモシチ旧市街

  • 中世都市トルン

  • マルボルクのドイツ騎士団城

  • カルヴァリア・ゼブジドフスカ: マニエリスム建築と公園が織りなす景観及び巡礼公園

  • ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会

  • 南部マウォポルスカの木造教会群

  • ムジャクフ公園

  • ヴロツワフ百年記念会館

  • カルパチア地方の木造教会群

  • ヴィエリチカおよびボフニャの王立岩塩坑

  • タルノフスキェ・グリの銀・鉛・亜鉛鉱と地下水管理システム

その中から今回私が訪問した、

・アウシュヴィッツ強制収容所(オシフィエンチム)
・クラクフ歴史地区(ヴァヴェル城・聖マリア教会・中央広場:織物会館)
・ヴィエリチカ岩塩坑
・ワルシャワ歴史地区(聖十字架教会・旧王宮・旧市街)+ショパンが通ったレストラン・キューリー夫人博物館)

をご紹介します。

ポーランドの街の雰囲気がお伝えできれば幸いです。

ポーランド基本情報

正式国名  ポーランド共和国
首都    ワルシャワ
面積    32.3万km2(日本の約4/5)
人口    約3,827万人(日本の約1/3)
民族    ポーランド人(人口の約97%)
言語    ポーランド語
宗教    カトリック(国民の88%)

アウシュヴィッツ強制収容所(オシフィエンチム)

第二次世界大戦中、ドイツのナチス政権が運営したアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所は、ユダヤ人やロマ、政治犯など約100万人の人々が殺害された場所として知られています。ドイツ(アドルフ・ヒトラー)ナチス時代に推進したホロコースト(大量虐殺)で、最大の犠牲者(ユダヤ人)が出た強制収容所です。現在は博物館として公開され、戦争と人類の惨禍を学ぶことができます。

*偶然にも日本人唯一の公式ガイド中谷 剛さんに担当していただき、当時の過酷な収容所での様子を詳しく案内して頂きました。

カラー写真は実際にその場で撮影したもので、モノクロ写真は収容所内部に展示されているパネルを撮影したものです。











































やはり実物を生で拝見すると現実味が高まります。
もちろん当事者ではないので、簡単に言葉で説明することは憚りますが、テレビや写真で観るものとは実感が異なります。

当時この場で実際に起こっていた事実が、今自分が居るこの場所で行なわれていたのだ、と思うと胸が詰まる思いがしました。

クラクフ歴史地区(ヴァヴェル城・聖マリア教会・中央広場:織物会館)

クラクフはポーランドで最も美しい街の1つとされ、その歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されています。中世の城壁に囲まれた旧市街は、中世からルネサンス期にかけての建築様式が残されており、美しい広場や教会、宮殿などが点在しています。クラクフの歴史地区は、遷都した現在のワルシャワに移る迄ポーランドの首都として繁栄しました。

ヴァヴェル城

ゴシックルネッサンス様式の歴史深い建造物で16世紀まで国王の居城でした。敷地内には大聖堂、王宮があり歴代の王41人が眠っています。古都の象徴として今も人々に愛されています。







聖マリア教会

クラクフの中央広場に聳え立つ聖マリア教会は、ゴシック様式の建造物で13世紀に建てられました。

毎時0分になると塔の上部の窓が開きラッパが吹き鳴らされます。
上手い吹き手とそうでもない吹き手が居るようですよ。



中央広場

クラクフ旧市街地の中央に位置する200㎡の広場です。

時折現れる馬車が、なんともタイムトリップした様な雰囲気を醸し出していて風情を感じますね。







織物会館

中心にある織物会館の一階部分は土産店が立ち並んでいます。

中央広場脇の路地を進むとおしゃれなお店が並んでいます。
実はポーランドは陶器が名産でかわいいデザインの食器などが人気です。
お土産を買うには絶好の場所ですよ。


陶器(ポーランドはポーリッシュポタリーが独特の絵柄で人気です)
私が購入したポーリッシュポタリーの一部です。


ヴィエリチカ岩塩坑

ヴィエリチカ岩塩坑は、ポーランドのクラクフ近郊にある岩塩鉱山で、ユネスコの世界遺産に登録されています。ヴィエリチカは世界最古の岩塩鉱山の1つで、中世には岩塩の採掘が行われていました。現在は観光地として、地下の岩塩坑をツアーで見学することができます。

ツアーでは、地下深くに広がる岩塩坑を歩いたり、地下湖や岩塩彫刻などを見学したりすることができます。また、ヴィエリチカ岩塩坑内には、岩塩を使ったレストランや礼拝堂もあり、その神秘的な雰囲気を楽しむことができます。ヴィエリチカ岩塩坑は、ポーランドを代表する観光スポットの1つで、多くの観光客に人気があります。
エレベーターを降りた先は、巨大な地下要塞といった景観に圧倒されます。










ワルシャワ歴史地区(聖十字架教会・旧王宮・旧市街)+ショパンが通ったレストラン・キューリー夫人博物館)

ワルシャワ歴史地区は、ポーランドの首都ワルシャワにある旧市街を指します。ワルシャワは第二次世界大戦で大きな被害を受けたため、歴史地区は戦後に再建されましたが、その美しい建物や広場、宮殿などが評価され、ユネスコの世界遺産に登録されています。

歴史地区は、中世から18世紀にかけての建築物が集まり、バロック、ルネサンス、ゴシックなど様々な建築様式が見られます。また、ワルシャワ市庁舎、王宮、大聖堂、塔、門などもあり、多くの観光客が訪れるスポットです。

ワルシャワ歴史地区は、第二次世界大戦での破壊と再建の歴史が反映されており、ポーランドの歴史と文化を学ぶことができる貴重な場所です。また、旧市街の中心部には、カフェやレストラン、お土産屋などが集まり、観光客にとっても楽しめる場所となっています。

聖十字架教会

ポーランド出身の作曲家兼ピアニストである誰もが知るあのショパン。
彼が通っていたワルシャワ大学の向かいに立つ教会です。
本堂左側の石柱の下にはショパンの心臓が埋められています。

旧王宮

首都がワルシャワに遷都して以降の宮殿。第二次大戦時にドイツに破壊されましたが、その後1988年に復元しました。現在は博物館として、歴代王の肖像画や調度品、美術品が展示されています。

旧市街

17~18世紀当時の美しい町並は、第二次世界大戦時に破壊されてしまいました。
終戦以降ワルシャワ市街地は復元され1980年に世界遺産に登録されました。

とても情緒ある落ち着いた雰囲気が印象的です。








ショパンが通ったレストラン

ショパンが通ったことで知られている1826年創業の老舗レストランです。
ポーランドの一般的な料理が楽しめます。

小さめの洋食店といった雰囲気で家庭的な感じです。




キューリー夫人博物館

ノーベル賞を受賞したキューリー夫人ことマリア・スクウォドフスカの生家です。

博物館には研究に使用していた器具や資料、写真などが展示されています。

大きな資料館ではありませんが、日本でもおなじみのあのキューリー夫人がワルシャワ生まれだったことは恥ずかしながら知りませんでした。






ポーランドは元々社会主義政権下にあり民主化してわずか30年程であり、またホロコーストの惨劇など歴史的にも複雑な問題をかかえております。そのせいか街並みに派手さはなく、落ち着いた印象です。

歴史を感じながらゆっくり旅する大人向けにはおすすめの国です。

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