３５歳で会社を辞めた

会社を辞めました。辞めた時の状況→既婚、子供２人、住宅ローンあり
転職先が決まっていない状態。

誰が聞いても先を考えていない状態での決断でした。
自身としては会社を辞めるのは２回目、新卒で入社した企業は１０年間働き、２社目は５年務めている状況です。

会社を辞めるのは精神的に辛いこともあります。
そんな状態をどう乗り越えてきたか共有したい。
２０代後半から３０代で会社を辞めたい、転職したい、次のステップに踏み切れないと考えている人に少しでも参考になれば幸いです。

会社を辞める理由なんてなんでも良い

仕事を辞めるのは勇気がいるもの。
退職を告げる時に上司から「辞めてどうする」「考えが甘い」「将来を考えているのか」など想像すればキリが無いほど言われそうなフレーズが頭に思い浮かび行動に移せない人が多いのではないでしょうか。

私も退職を告げるときは緊張するタイプでした。
こんな状態の中、どういうメンタルで退職を告げてきたか‥。「辞めたいから辞める」
これを強く思っていました。
結局、退職する理由なんてどうでも良いのです。
業務が自分に合っていない。人間関係が苦手。新しいことにチャレンジしたい。
人それぞれで理由があると思いますが、さまざまな理由が合わさって辞めるという決断になることも多いです。

退職者が出るのは会社にとって避けたい状況には違いない為、会社はあなたを引き留めにくるのは自然な状態です。
人の良いあなたは辞める時も会社側の不利益を最小限にしたいと考えるので引き継ぎ等を全力で取り組むでしょう。
その気持ちだけで十分です。

大切な考えは「あなたの人生はあなたしか保証できない」です。
私は辞める理由を考えすぎて、本当の理由が自分でも分からなくなる状態になっていたことがありました。
だからこそ辞める理由より、新しい未来のことを考えるように変えていってほしい。
それが自分の人生にとって最高の経験ができる道です。

あなたの退職を留めてくるのは会社の上司や同僚以外にも家族もいます。
引き留めに合った時に大切なのは優先順位を決めること。

心が疲弊して会社に行くのが辛い人は休職して手当をもらいながら回復する時間を取っても良いでしょう。
転職してキャリアアップも人生の良い経験にもなります。
収入が一時的に減る転職でも、今後のキャリアアップで未来が想像できるなら挑戦するのも有り。
辞めることを告げた時に上司の意外な一面が見えて、また一緒に働きたくなったなら残るのも良いでしょう。

自分を再発見

私は仕事を辞めて自分の人生で休憩を挟みました。
時間ができると考えること、新しくできることも増えて自分を見つめ直すことができたのです。
そこで私自身は行動していないと気が済まない自分に気づきました。
仕事を辞めて2ヶ月くらいゆっくり休憩しようと考えていましたが1週間経ってみると転職サイトに何社も登録して転職活動をしていました。
いつも動いている自分が好きだったようです。

大切なのは自分がどうしたいのか

自分にとって重要なことを分析して守りたい優先順位を決めて決断すれば後悔はしません。
周りの意見も参考にしつつ自分に合うことだけを取り入れていけば、人生の選択に満足できます。

せっかくの人生の転換期です。自分は何に夢中になっていたか。大切にしたいことは何か。
じっくり考えて決めていけば長期的に最高の未来に繋がっていきます。