【WS】シャイニングフォース
初回ということで推しタイトルからです。
以下のような構成になっています。
1.タイトルの構成と特徴
次の3つタイトルで構成されています。
シャイニング・フォース イクサ
PS2で発売されたアクションRPGゲームからの参戦です。
プレイしましたが、ゲームとしてはクソゲーとまでは言わないものの良作ではないといった印象です。
アクションRPGとされていますが、敵が多くてザクザク倒し続ける場面もあるので、無双ゲーのような雰囲気も併せ持っています。
カードとしては昔のタイトルらしく実用性のある連動は少なく、バニラも多く刷られているため見た目以上に実質のカードプールは狭いものとなっています。
一応テーマのように「応援」を参照するカードが多く存在しており、応援を使えというメッセージが感じられるプールとなっています。
特徴を参照する実用的なカードは少ないため、シャイニング・フォース イクサを中心に構築する場合は特徴を強く意識する必要はありませんが、概ね以下のような分布になっています。
黄:武器、魔法
緑:動物、魔法、王族
赤:悪魔、魔法
青:魔法、本
個性的なカードとして、登場時に同名カードのディスカード(捨てた枚数ドローなので先捨てのルーティング)が必要な代わりにオーバースペックとなっているキャラが2種いますが、制約の割には言う程オーバースペックでもないのでロマンにもならないのが現実です。
シャイニング・フォース イクサ(PS)
パワーアップセットなので少数の追加です。
区分としてはイクサになっていますが、内容はシャイニング・フォース クロスエリュシオンのものでゲームとしては別物です。
(シャイニングフォース フェザーもPRで紛れ込んでるのでその辺結構てきとうなタイトルですね)
内容としてはどれも当時基準では実用的で、以下の内容です。
・Lv0自ターン2500移動
・1/1/7500
・Lv3詰め手段
・ハンドアドの稼げる2レスト集中
・2000+1のキャントリCX
1/1/7500とキャントリは特に時代を感じる追加です。
1/1/7000バニラや1/1/7500の黒子がLv1のパワーラインを築いている環境であったため、そこに対応するための1/1/7500。
カードアドバンテージを稼ぎにくい環境の中、パワーラインが高くなってきたことで手札を消費せずに行きのパワーを強くできるキャントリCX。
現代では1/0連動で行き7000~8000のパワーが当然のように出ますし、環境が高速化しているので全体のソウルを上げられないCXは相対的に弱く、採用しづらい状況です。
シャイニング・レゾナンス
PS3で発売されたRPGから黄/青の2色でエクストラの参戦です。
Switchにも移植され、現在でも遊びやすいので興味持ったらやってみてください。
相変わらずキャラデザは好みですが、全体的にテンポが悪くあまり好きにはなりませんでした。
イクサとも合わせて遊べますが、こちらは竜と音楽の特徴を参照したものが多い上、エクストラという少ないプールなのでイクサ軸に出張できるのは一部の汎用カードのみとなっています。
とはいえオカ研や美夏拳亜種があるので、タイトルとしては大きな追加です。
2.よく使われるカードや特徴的なカード
【黄】
・心優しき騎士 ガドフォール(イクサ)
2/1の3000拳、相手トップ3枚削りでリフ間際のプランをズラせる助太刀。
今となっては色んなタイトルにある助太刀ですが、画期的な追加効果でした。マクロスに有効。
・ユーマ イルバーン(レゾナンス)
行き2500出るオカ研。
それだけならわざわざ紹介するほどでもないけれど、共鳴の公開カードにも指定されているため場に出したいし手札に抱えたい困ったカード。
・煌竜 覚醒体(レゾナンス)
特殊なチェンジで場に出る詰めカード。
かなり原作再現されており良いデザインです。
一応詰めっぽい能力ですが、6点×2の超ロマン砲。
【緑】
・誇り高き人狼 ドゥーガ(イクサ)
1/1の2000拳。
ガドフォールと対になっておりこちらは自デッキを落下させる。
緊急時の山ケアに嬉しい1枚。
・追いかけっこ(イクサ)
2/0のイベントカウンター。
フロントされている自キャラとこのカード自身をストックに送る。
リバース要求がなくなってきている昨今では相対的に弱体化していますが、刺さるときには刺さるカード。
【赤】
・リームシアン・ラ・ヴァース(イクサ)
3/2/10000の早出しヒール。
特別紹介するような性能ではないものの、このタイトルを語る上で外せない1枚です。
特徴にも恵まれたのでスタンでもラハールと共に使われ、早出しヒール10000のラインを定義したカードです。
控えCX6枚以上という条件はゲームスピードが変わってきたことで満たしづらく、中々狙って出せない。
・美少女ヒロイン アミタリリ(イクサ)
2/2/8500。
数少ないちょっと使える寄りのCXコンボ。控え室から動物特徴のキャラを釣ることができる。
特徴縛りがあるため、ほぼ「アミタリリの付き人 ファークリン」(Lv応援)を釣ることになります。
・愛くるしい闇 ダークレイス(PS)
3/2/10000ヒールとハンドコストが必要なトラハル&パンプ。
数少ない実用的な詰め手段ですが、対応CXが2000+1のキャントリなので火力が控えめ。
【青】
・着替え中のシリル(イクサ)
このタイトルを代表するカードの1枚。
自キャラ被アタック時の1000擬似助太刀と、相手のダメージキャンセル時にヒールの能力を持ちます。
返しで安定して踏むためのパワーラインを擬似的に全体+1000要求し、助太刀を追加することでさらに負担をかけることができます。
ヒールは狙えはしませんが、噛んでしまったCXをアタック中に返すことができるためかなり使い勝手の良いカード。
休憩や花畑などが目立ったことで、回復による時間切れ対処制限の波に巻き込まれ禁止されていました。
・煌竜&キリカ(レゾナンスPR)
単レスト集中。4枚落下の1ドロー。
直近のTDに入っている5落下1ドローより弱いですが、このタイトルでは唯一のデッキを選ばず採用できる単レストアド集中です。
フレーバーテキストに宣伝のフレーズが刻まれている。
3.デッキサンプル
イクサ軸
CXコンボなしで古事記に出てきそうなおじさん大好き8扉です。
回復耐久してせっせと殴るだけのデッキ。
【採用カード】
・食いしん坊メーベル
0/0/1000、CIPで相手前列1体を-1000。
主に色発生要員としての採用ですが、リソースの都合でCXを置きにくいデッキなため、システムキャラを焼いてダイレクト面を作って打点を上げたり、単純にパワー調整としても重宝します。
・料理人シリル
0/0/1000、応援を持つキャラが出た際のトップチェックと立ち集中を持ちます。
集中は3枚めくり、hit数×2のルーティングで手札を多く入れ替えることができます。
Lv3リームシアンのための控え室調整が主な仕事です。2枚は投入したいところですが、使えるLv0が黄色に集中しており色発生要員に枠を押されて1投です。
・ベアトリス・イルマ
1/0/4500、手札5枚以上で6500。
ローコストで最もパワーの出るLv1を採用しています。
着替え中のシリルによる+1000と1500助太刀で返しで踏むのに9500を要求できます。
【プレイ方針】
・マリガン
CXコンボはないので0アタッカー>オカ研、応援キリカ>着替え中くらいの優先度でキープ。
・Lv0
無理せずに1〜2パンする。
手札は料理人で集中当てた時にしか捨てることができません。
ゲームを通してCXは抱えすぎないよう注意が必要です。
置くほどリソースに余裕がなければクロックに置いて戻します。Lv1以降は着替え中のシリルがいる状態で、3パン以内にキャンセルを貰えばクロック上のCXは落とすことができます。
Lv1の行きは連動も無く、大してパワーが出ないので先に上がることを意識して殴っていきます。
・Lv1
着替え中と応援を絡めてベアトリスで盤面を作ります。
返しは着替え中&応援で8000、助太刀で9500〜10000まで作ることができます。
Lv2にてキリカを早出しする場合は応援を追加する必要がありますが、後列には着替え中のシリルを常駐させたいので、Lv2に上がる際は追加した応援がダイレクトする面を作れるように行きで面を残すようにアタックするように意識したいところです。
・Lv2
Lv3でしか使えないカードは入っていないのでこのデッキにおける最終盤です。出せる早出しでヒールし、着替え中を絡めて耐久し続けるだけ。
特別強い山を作れるわけでも、強い防御札があるわけでもないので、Lv2の前半から耐久して少しでも相手のキルレンジから逃れながら殴っていきましょう。
青は他より上から発生しやすいのでLv置き場は赤緑を優先的に置くようにしましょう。
レゾナンス軸
煌竜のロマン砲やりたいけど無難な連パンも入れた欲張りセット。
連パンはリバース要求があるので、使用機会が多い場合はLv応援の採用がおすすめです。一応自前でCX込み12000は出せます。
風のCXコンボも使える効果なので、ガウルや共鳴1ドローとあわせてLv1を構成することもできます。
今回はLv1の集中とも色を合わせたいのと、炎のCXを手に入れやすくするためLv1は青の門を採用しています。
・マリガン
Lv1のCXコンボはドローの方を使うことが多いですが、チェンジできる上、そもそもチェンジで出した方がパワーが出るのでキープする必要はありません。見間違えに注意が必要です。(1敗)イラストを全部色違いにして見間違えたので今は統一しています。
・Lv0
移動で殴りながら手札を整えていきます。
Lv1では集中&応援キリカの後列を作りつつ、早出し条件のために手にも応援キリカを持つようにします。
・Lv1
Lv2に入った直後は後列に集中&応援キリカ、前列にLv3キリカを1〜2&応援キリカを目指します。
今回Lv1は返しが弱いアタッカーしか採用しておらず、応援のダイレクトを通せる面を用意するのが絶望的なので助太刀も見せる用程度の1枚採用としていますが、ガウルを使う場合なんかは助太刀増やしても良いかと思います。
・Lv2
早出しキリカを使って適宜回復しつつ、集中によって付与されるアンコールを用いて盤面を維持していきます。
光景や逆圧縮はないので煌竜の6点×2を撃ち込むかは相手の周り具合を見て判断し、詰めに何を使うかによってストックを作ります。
主に使いそうなプランは以下の通りです。
①煌竜+ユーマ+キリカ(Lv2から継続):5ストック
②煌竜+ソニア+キリカ(Lv2から継続):7ストック
③ソニア+ソニア+キリカ(Lv2から継続):6ストック
・Lv3
ゲームが遅くストックを余分に作れる場合、Lv2から居座ってるキリカの枠にユーマを置くくらいはできるかもしれません。
煌竜の登場に2体レストが必要で後列がレスト要員になるため、集中でパーツを集める場合は最終ターンになる前にやっておく必要があります。
4.最後に
イクサに関してはかなり古いタイプのプールなので、回復耐久する長いゲームを楽しむなら良いタイトルだと思います。
イクサ軸を店舗大会に持ち込みましたが、アキ制限前のチェンソーにフルボッコされたり、アズレンの扶桑ペアのスピードに1週目の山が追いつかずボコボコにされたり散々な感じになったので、大会に持ち込むには覚悟してください(当たり前)。
それでは良いWSライフを。