飛行実験(番外編)
前回の最終飛行実験で飛ばなかった事がとても悔しかったので、今回は番外編として飛ばなかった原因について調べたことをまとめました。
前回の振り返り
最終飛行実験で飛ばした飛翔体、カタパルトがこちらです。
そしてこちらが最終飛行実験前と後の飛行の様子です。
この時点で、最終飛行実験よりは飛んでいますが本調子ではありません。
原因1
まず、最終飛行実験の直前に飛ばした時には、しっかり飛んでいたことから、その時点と最終飛行実験での相違点を考えました。
考えたところ、カタパルトと台を繋ぐ棒の滑り止めにしていた両端のゴムを、それぞれ一本ずつ増やしていたことに気づきました。
しかし、その状態でもう一度飛ばしてみても、増やしたゴムが飛行の妨げにはなっていませんでした。
ということでこれは原因ではありませんでした。
原因2
他にも相違点を探してみましたが、それらしいものが見つからなかったため、最終飛行実験前と後の比較動画を元に先生から意見を頂きました。
先生が考える原因は、
ゴムと飛翔体の接する面の噛み合わせ
本番の緊張による失敗
の二点でした。
ということで、現時点で調べられそうなゴムと飛翔体の接する面の噛み合わせを調べたいと思います。
改良1
まず、元々ゴムと飛翔体の接する面として付けていたスタイロフォームの上から更に段ボールを取り付け、面積を増やすことにしました。
飛ばしたものがこちらです。
全く変化がありませんでした。
この時の動画を繰り返し見ていると、ゴムがカタパルトの台に引っかかっていることに気づきました。
改良2
ということでこの部分を修正しもう一度飛ばしました。
変わりませんでした。
改良3
やはり、ゴムと飛翔体がうまく噛み合っていないのかもしれないと思い、今度は飛翔体のはらの部分に割り箸を取り付けました。
飛翔体が曲面になっているため、よりゴムと接する後方に合わせて割り箸を取り付けました。
飛ばしてみると…..
飛んだ!!しっかり飛びました!!!
本番で見たかった光景が遂に見れました!
つまり、飛ばなかった一番の原因はカタパルトのゴムと飛翔体の接する面がうまく接していなかったことでした。
まとめ
最終飛行実験で飛ばなかった事がとても悔しかったため、今回原因解明のために試行錯誤を行いました。
結果として、原因が分かり何より気持ちがすっきりしました。
これからは、制作段階で試行錯誤をしっかり行いたいと思います。
ありがとうございました!
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