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二次元オタク中学生が突如V6に沼った話

はじめに

閲覧ありがとうございます。

人が沼に落ちた経緯を聞くのって楽しいですよね。
色んな人の「沼落ちエピソード」を聞いていてふと、「そういえば自分がコンテンツにはまった経緯って公開したことないな」と気づきました。

「誰も興味ないやろ!」と思ってしまいがちだったのですが、最近は自己肯定感アゲアゲキャンペーンも開催していますので、今回はV6沼落ちブログを書こうと思います。

<漏れの自己紹介>
・女子大生
・2018年~V6 坂本担、現在は20th Century(トニセン) 井ノ原担
・ジュニア担(7 MEN 侍 矢花担)もしてる

それでは早速いってみよー!

オタク人生の始まり

小学校5年生ごろから「うごくメモ帳」(※パラパラ漫画でアニメーションがつくれるDSのツール)にはまり、そこでボカロを知る。

このころはまだオタクオタクしておらず、せいぜい『千本桜』とか『六兆年と一夜物語』とか『カゲロウデイズ』を友達と暗唱してイキっているぐらいだった。(キモい)

そんなかわいらしいオタ活をしていたガキ私。進級して小学校6年生になる。そこに、のちの人格形成に多大な影響をもたらす、人生史上初の「推し」が舞い降りる。

おそ松さんの松野カラ松である。

カラ松girls(※カラ松担のこと)は皆そうだと思うが、もれなく私も「カラ松事変」(※簡単に言うと、カラ松が誘拐されたのに兄弟は誰一人心配せず、むしろ厄介扱いされて鈍器を投げられる話)で彼にどっぷりになる。

「かっ…可哀想かわいい…!!!」

完全に私の性癖は歪められた。「不憫萌え」に目覚めてしまったのである。

そこからの私の好奇心はすごかった。
なんといっても人生初の推し、人生初の新規ハイである。得られる情報はなんでも得ようとしたし、そのためなら新しいサイトにとびこむことも怖くなかった。

まず、3DSのインターネットブラウザーで、萌え萌えカラ松の二次創作を読みあさった。

また当時、うごメモでは「ワールドうごメモギャラリー」というものがあり、他の人の作品を閲覧することができた。ここでもおそ松さんの二次創作を観測でき、ウハウハで視聴した。

ニコ厨への道

ふと、あることに気づいた。
うごメモのどの作品にも、「元動画→sm…」と書かれている。調べて見ると、どうやら「sm…」というのは、ニコニコ動画上での動画IDらしい。

得られる情報は全て得たい好奇心旺盛の新規ハイ、当然気になります。

そこで私はオタクの巣窟、ニコニコ動画に足を踏み入れる。幸か不幸か、私がニコ動を視聴し始める一年前から、ニコニコ動画が3DSで視聴可能となっていた。そのため、魔窟に入るのに対し、まったくハードルを感じなかった。

うごメモとは比にならない作品の数々。たちまち私は夢中になった。音MADやMMD、手描きおそ松さん、声真似や人力などに見境なく手を出した。白黒の昭和版おそ松くんや、肝付イヤミでおなじみ平成版おそ松くんまで見た。

昭和版おそ松くん
平成版おそ松くん

この時に、いわゆる「某6トレス」(※V6の「学校へ行こう!」の動画をトレースし、様々なアニメのキャラクターにあてはめたもの)には出会っていた。しかし、元ネタがなんなのかはあまり気にしていなかった。

そうして、ニコニコ動画上にあるおそ松さん関連の動画をほぼ網羅しながら、私は立派なニコ厨中学生に成長する。

そんな悠々自適オタクLifeを謳歌していたのだが、とある転機が訪れる。

未知との遭遇

中学3年生、受験の年である。
将来への不安からメンタルがボロボロになる季節。
あほみたいにおそ松さんの動画を見るだけの生活を送るわけにはいかなくなり、いやいやながらも勉強に励むことになった。

そんな辛い日々の中、私はとんでもない歌に出会う。

V6のHONEY BEATである。

早稲アカのCMにも使われた受験生応援ソングであり、さすがに刺さりすぎた。

「瞬きをするのも怖いよ」「未来を選んで今リスタート」「地図を失くして泣いたってあきらめるなよ」

これらは2番の歌詞なのだが、「いや泣きそうになるぐらい共感なんだが…?(泣)」受験生で将来が見えない不安に駆られる中、やみくもに勉強しなきゃいけなかった私に、これらの歌詞はクリーンヒットした。

キャッチーな振り付け、明るい曲調、アップテンポなメロディー。私はすぐにこの歌が大好きになった。サビの「笑って!」がメンバーそれぞれの個性があふれていて至高である。

それにしても、この曲の発売は2007年と、当時でも約10年前の懐メロ。少クラや歌番組を見ていたわけではないため、後輩のカバーで知ったわけでもない。

しかも、このときの私は、世間で爆流行りの嵐のメンバーを一人も知らなかった。当時は、ジャニオタではない人でも「嵐のメンバーだったら誰が好き~?」というような会話をしていた時代である。

Q.ジャニーズのジャの字もなかった私が、どうやって知ったの?

A.手描きおそ松さんである。

HONEY BEATのトレス動画に完全に魅了されてしまったのだ。
HONEY BEATが好きすぎて、塾の行き帰りは常に口ずさんでいた。
HONEY BEATが入っているCDはないか、ブックオフで探し回り、ベストアルバムを購入した。
これが人生で初めて買ったCDだ。

そんなこんなで、娯楽を封印した受験生時代はこのベストアルバムをひたすら聞き、『愛なんだ』(『学校へ行こう!』の特番)を見るのが唯一の楽しみだった。

V6と出会うきっかけとなったHONEY BEATはもちろん好きだが、受験生時代に救われた曲は思い出補正もかかって、やはり大好きである。下に列挙しておく。

好きな歌詞書き出そうとしたけど全歌詞好きで無理だった。
とにかく聴いてほしい。
今ではV6の楽曲の中で一番好きだ。

最初の坂本さんの低い声でのラップ、井ノ原さんの素敵な歌声よるBメロ、6人によるサビ。まじで天才。ゆったりとした曲調に心癒される。嫌なことあった人みんなこれ聴いてほしい。

「僕は僕でやってみるよいった自分に自信がなくてまた今日もごまかして人込みに紛れてみる」

風間くん「歌詞とメロディーでサビまでの間っていうのがちょっと辛い時期を彷彿させるような…。聴いてましたよ。ちょっとうまくいかねぇーなっていう時とか」(「ZIP!」2021年8月30日放送回より)

嵐「2007年か2008年頃、嵐がコンサートに出る直前に絶対聴いていた曲」「本番に向け、気持ちを入れるために聴いていた思い出の曲」(「嵐にしやがれ」2020年9月19日放送回より)

と、後輩からも熱烈な支持を受けているこの曲。

本当に、辛い気持ちに寄り添ってくれる、あたたかくて大好きな曲です。

三つ子の魂百まで

ところで、現在は井ノ原担の筆者だが、当初は坂本担であった。

これちゃんとカラ松girlからの系譜ありまして。
なんといっても坂本さん…

不憫属性なんですよ…!!!!!!

駅で弁当買っていたらメンバーに置いて行かれる、6人で車に乗れば必ず運転担当、風邪で欠席すればもはやいないものかのように扱われる…などなど

不憫萌豚の私は大変衝撃を受けた。

「エ!?!?!?!?!現実世界にこんな萌え萌え不憫キャラ存在するの!?!?!?!?!?!?」

たちまち私は坂本さんのとりこになった。
しかもこんなイケイケスタイルなのに苦手なものが多すぎる。虫、お化け、高所…などなど。
ブルーベリー狩りではメンバーにクワガタを近づけられるし、肝試し企画では主役になるし(?)、高所から飛び込みさせられるし。(しかも坂本さんはカナヅチ。)

まあどれも、6人の仲が良くて!愛があるから!成立するいじりですけどね!!(大声)

そんな不憫属性にメロメロになって、坂本担やってました。

総括

私の場合、人格形成の段階でV6に沼っていったので、オタク成長過程も振り返ることができました。忘れていたこととかも思い出して、大変楽しかったです。

人生に彩りを与えてくれたV6には改めて感謝ですね…。

みんなも沼落ちブログ、書こう!!

〜完~

おまけ

誰に需要あんねん案件ですが、一応巻末年表をつけときます。(伝記大好き小学生だったので、伝記みたいにしたくて…。)(ここはお前の伝記ではありません。)

2004年:筆者爆誕。(なお、早生まれなので03年度生まれ)
2014年:筆者小5、ボカロにハマる。
2015年:筆者小6、カラ松girl及びニコ厨になる。
2018年:筆者中3、V6坂本担になる。

以上!ここまでお付き合いありがとうございました!

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