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中期中絶、入院1日目

入院1日目 ラミナリア4本挿入

中期中絶のための入院は、5日程度の予定でした
状況によっては前後するそうですが大体それくらいみたいです

入院当日は午前中から旦那と一緒に行きました
精神的に大部屋は辛いので個室にしましたが、中期中絶する方はこれが大正解だと思います

医師が部屋に来て、やることの説明がありました
多くの経験者はそうだと思いますが、私は事前にネットで中期中絶の処置の方法は調べていて、とりあえず、にわかで得た知識と医師からの説明はそう大きく違いはありませんでした
色々な書類にサインをして、もう引き返せないなぁ、と思いました
引き返したいわけではないのです
進めないといけないのですが、難しいですね、心というものは

その後、旦那と一緒にエコーで赤ちゃんの様子を見せてもらいました
ちなみに、この時点でまだ性別はわかっていません
本来は羊水検査で分かるのですが、この病院では教えない方針でした
なので、エコーしている医師に旦那が性別を聞きましたが、はっきりとはわからず、女の子…かな?という感じでした
あと、逆子だねと言われました
よく動く子なので回転してしまったんでしょう

旦那を見送りがてら、院内を歩き回ったあと、看護師さんに火葬を業者にお願いしたいことと棺と布団を買いたいことを伝え、棺と布団はすぐに持ってきてもらうことができました
丈夫な紙製の白いシンプルな棺だったので、持ってきていたシールで飾りました

午後から中絶の処置が始まりました
ラミナリアという海藻でできた細い棒を何本か入れて子宮口を広げる処置です
ネットで読む限り、この処置はかなり痛みがあるようですが、噂に違わずかなり痛かったです

最初に器具を腟内に入れて子宮口を摘むのですが、まずこれが痛い
肝心のラミナリアを挿入するときも痛い
とにかく息を止めずに吐くことを意識するように言われましたが、これがなかなか難しい
入れてしまえば後はそんなに痛みもなく過ごせますが、入れるときの痛み、そして内臓を触れられる不快感は経験したことがなかったです

1日目に入れたラミナリアは4本
本数を徐々に増やして、最終的には20本まで入れたいと医師から言われました

20本て……

イヤだとは言えません、言ってはならないと思いました
この日の処置はこの1回のみ
あとは食事をして、静かな部屋で黙々と持ってきた折り紙を折っていました

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