【必見!】謎に包まれたサウジアラビアに行くまでに見ておく参考書! 第1章 サウジアラビアの基本情報
私の行ったサウジアラビアの4大観光地
サウジアラビアに行くと決めたら、どこに行くかを決める必要があります。今回、私がサウジアラビアで行った場所はリヤド、アルウラ、メディナ、ジッダです。
私の考える王道ルートはこの4ヶ所を10日間で回ることです。
しかし、時間がそんなに取れないという方は、1週間で3ヶ所が目安になるでしょう。
ではどこを削るかですがリヤドかジッダです。
この2つは大都市なので似ているところがあります。逆に言えばアルウラとメディナは外せないと言うことです。
もちろん好みはあるので今後アップする第1章以降の各都市編を読んで頂いて決めてもらうのも良いでしょう。
多くの謎に包まれている国サウジアラビア
2019年に開国するまでは観光で入国することはほぼ不可能でした。開国してすぐにコロナ禍になったので実質2022年くらいから観光する人がちらほらでてきた程度です。その為、ネットでの情報が少ないのが現状です。
私がノートを書こうとした動機ですが、まずサウジアラビアに行こうと情報収集しようとした時にあまりにも情報量が少なくかなり不安でした。私の経験がこれからサウジアラビアに行く人、行こうとしている人のきっかけになれば嬉しいなと思い書くことにしました。
もう一つの理由は、日本人が持っている中東のイメージを少しでも変えることができればと思っています。私がサウジアラビアに行くと友達に伝えると「大丈夫?」「危なくない?」などほとんどの人がこの言葉を本気で言います。
ほとんどの日本人が持っている中東のイメージはテロや戦争の影響で、まるで、全ての国や場所でテロや戦争が起こっているのではないかという極端なイメージを持っている人が多いことに気づきました。
確かに、テロや戦争が起こっている国や場所はあります。しかし、全ての国や場所で起こっている訳ではありません。ちなみに、私はたくさんの中東の国に行きましたが、危ない経験をしたことは一度もありません。
ただ治安は良いですよと言っても説得力がないので、データを調べました。サウジアラビアの治安はモナコと同等、韓国より良いという数字があります。もちろん数値が全て正しいということではありませんが、モナコと同等と聞けば、多少安心はできるのではないでしょうか。
中東は思っている以上に安全な地域で気軽に訪れることができる地域だということを言いたいです。それにサウジアラビアにしかない独特で素晴らしい場所がたくさんあるということを伝えていきたいと思っています。
しかし、中東の中でも今回行ったサウジアラビアは難易度的言うと簡単ではありません。治安面は問題ないのですが、宗教面で気をつけないといけないことが多いからです。
中東の国は基本的にはイスラム教を信仰しています。サウジアラビア以外の国は正直そこまで観光客に影響があることはないのですが、サウジアラビアは少し違います。それはイスラムの聖地メッカが存在するので、戒律が厳しいです。
数年前までは女性は働くことができない。車を運転できない。色々な厳しいルールがあったそうです。だいぶ緩くはなっていますが、まだまだ戒律が厳しい国です。
しかし、この教科書を読み理解し、ルールさえ守っていれば治安は悪くないので、そこまで身構える必要もないです。
サウジアラビアに入国する前に準備すること。
まずビザを取ることが必要です。空港で取るアライバルビザとネットで取るeビザの2種類あります。
値段はどちらも2万円くらいなのでeビザを事前に取っておいた方が安心でしょう。それにeビザはマルチに対して、アライバルはシングルだった気がします。
あとは空港のイミグレで聞かれそうなことを事前に準備しておくことです。私はクウェートから入国したので参考にならないかもしれませんが、日本から直接来たのかと聞かれただけでした。
日本から行かれる方も、ビザを事前に取っていれば、聞かれることと言えば、どこに宿泊するかくらいなので、それくらいは準備しておきましょう。
サウジアラビア入国後
ではサウジアラビア入国後のお話しです。
まず空港から市内中心部に行かなくてはなりません。他の国であればタクシー以外にメトロやバスがあるのですが、サウジアラビアはタクシーしかありません。ここが他の国との大きな違いです。(首都リヤドはメトロが通ると言われていますが、なかなか開通していないのが現状です。)
リヤドであれば、空港でタクシーを呼んでくれるサービスみたいなのがあったような気がしますので、お金を気にしない人なら、このサービスを使うのもありです。
ネットを使えるなら配車アプリのUberやCreamを使いましょう。他の国ではUberが主流ですが、サウジアラビアはCreamが主流で値段も安いことが多いです。是非これを活かしましょう。登録は日本の電話番号登録があるので日本で済ませておきましょう。
次にネット環境です。
私はアマゾンで中東8カ国で使えるSIMカードを事前に購入しておきました。楽天モバイルもどうやら最近使えるようになったみたいですが、まだエリアに入ったばかりなのでメインで使うのは怖いのでサブならありだと思います。私も楽天モバイルをサブで持っているのでジッダでみたら確かに繋がっていたのでびっくりしました。
空港でSIMカードを購入するのもありですが、今までの経験上SIMカードは物価に比例するので高いと思われます。ただ私 みたいに中東の国を回らないで、サウジだけに行く人なら現地のSIMカードを買ってもいいでしょう。おそらく私のオススメしている中東8か国のSIMカード並みの値段だと思われます。
それか今流行のeSIMが使い物になれば選択肢に入るのですが、これはギャンブル的になってしまいます。eSIMを購入したが使い物にならなかったなどあまりいい噂は聞かないので私なら現段階では選択しません。
配車アプリを使ってタクシーを呼ぶのにネット環境は重要なのでお金とパスポート並みに大切と言っていいでしょう。私はシムカードがあったので町中や空港でwifiをあてにしていませんでした。あまり記憶がないですが、ラウンジ以外サウジの番号が必要だったと思います。そうなるとネットでタクシーを呼べないので完全に詰みます。
空港や流しのタクシーは配車アプリより安いかもしれませんが、ぼったくられる可能性もあるので配車アプリでタクシーを呼んだ方が精神的に楽ですし、サウジでは何回もタクシーを呼ぶことを考えると時短にもなります。
宿泊代はどれくらいするのか
私が行ったリヤド、アルウラ、メディナ、ジッダの最安の値段です。全て個室。もちろん時期によっては変動があります。
リヤド 5000円
アルウラ 9000円
メディナ 6000円
ジッダ 5000円
リヤドとメディナにはドミトリーをブッキングドットコムで見ましたが、リヤドは3500円くらいでありました。メディナは2500円くらいでありましたが非ムスリムは泊まれないと書いてあったので避けたほうがいいでしょう。
アルウラ以外は5000円程度なので、安い方だと思います。それにそこそこの清潔感もあるので問題ありません。ちなみに写真のジッダのホテルは凄く綺麗でした。ただバスタオルがなぜかありませんでした。
気候と服装について
サウジアラビアは言うまでもなく暑いです。時期によっては50度を超えるところもあるそうです。私の行った4月でさえ、40度近くあり昼間の観光は厳しかったです。服装は男性であればTシャツ半パンでもいいです。モスクに行くなら長ズボンは必須です。女性は露出をした格好は避けたほうがいいでしょう。東南アジアでビーチに行くような格好は絶対避けてください。下手したら捕まるかもしれません。
以上のことを参考にして、ルールさえ守っていれば大丈夫ですし、必要以上に恐れる国ではないです。
次回は第2章リヤド編をお話していきます。どうぞお楽しみに!