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民間企業の就活から公務員試験へ ─カオルとジュンのダイアログ
冬の公園のベンチで
カオル
「ジュン、私ね、民間企業の就活を続けてきたけど、なんか自分に合わない気がしてきたんだよね。」
ジュン
「カオルもそうなの? 実は私も同じこと考えてた。エントリーシート書いて、面接に行っても、どうしても違和感が拭えなくて…。」
カオル
「最初は、『どこかに自分に合う企業があるはず』って思って頑張ってたんだけど、いくつも面接を受けて、適性のなさを実感しちゃって。」
ジュン
「それ、それ! 私も、企業が求めている『柔軟性』とか『即戦力』とか、なんかピンとこなくて、面接でも言葉が空回りする感じだった。」
適性の違いに気づく
カオル
「民間企業が悪いわけじゃないんだけど、求められるものが私にはハードルが高くて…。ジュンはどうして違和感を感じたの?」
ジュン
「うーん、たぶん私は、長期的にコツコツやるタイプだから、短期間で成果を求められる環境が苦手なのかも。」
カオル
「なるほどね。私は、誰かを支える仕事をしたい気持ちが強くて、それが『売上』や『利益』と直結する働き方に違和感を感じたのかも。」
ジュン
「なんかわかる! 私も、人の役に立てる形で貢献したいって思うことが多いかも。」
公務員試験への決意
カオル
「それでね、ちょっと考えたんだけど、公務員試験を受けてみようかなって思ってるんだ。」
ジュン
「えっ、私も! 実は、少し前から公務員について調べてたんだよね。安定してるだけじゃなくて、地域や社会に貢献できる仕事が多いって知って。」
カオル
「そうなんだ! 私も、公務員はコツコツ型の仕事が多いって聞いて、『これなら私にも向いてるかも』って思ったんだ。」
ジュン
「たしかに、私たちの性格には合いそうだよね。試験勉強は大変そうだけど、やってみる価値はある気がする!」
新しいスタートへの準備
カオル
「でも、公務員試験って勉強がかなり大変そうだよね。専門科目とか、論文試験とか…。」
ジュン
「たしかに。でも、今まで就活で培った計画性とか、資料をまとめる力が活かせる気がするよ。お互いに情報を共有しながら進めば、きっと乗り越えられる!」
カオル
「そうだね。ジュンと一緒なら頑張れそう。まずは、試験日程と必要な科目を調べて計画を立てようか。」
ジュン
「いいね! あと、模擬試験とか予備校の情報も集めてみよう。それと、公務員の先輩がいるなら話を聞くのもよさそう。」
心機一転、新たな目標に向かって
カオル
「こうして話してると、なんだか前向きになれるね。民間企業の就活がうまくいかなかったのも、今考えるといい経験だったかも。」
ジュン
「ほんとそれ! 自分に合わない働き方を知ることで、自分に合う道が見えてきた気がするよ。」
カオル
「ジュン、これから一緒に頑張ろうね。公務員試験、絶対に乗り越えよう!」
ジュン
「うん、カオルと一緒なら心強いよ! 新しい目標に向かって、一歩ずつ進んでいこう!」
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