脳卒中や心筋梗塞の予防には「青魚」

近親者が心筋梗塞や脳卒中を患った人（家族歴がある人）は、
何らかの遺伝的素因を持っていて、これらの病気を発症するリスクが高いと考えられています。
そうした人たちが、青魚に豊富に含まれる多価不飽和脂肪酸を積極的に摂取すると、
心筋梗塞や脳卒中のリスクが下がる可能性があることが、スウェーデンKarolinska研究所などの研究者たちの分析で明らかになりました。

健康に良い多価不飽和脂肪酸であるリノール酸やリノレン酸、エイコサペンタエン酸（EPA）、ドコサヘキサエン酸（DHA）などは、ヒトの体内で合成できないか、合成できても必要量を満たすことができないため、食事を介した摂取が推奨されています。多価不飽和脂肪酸の摂取は心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクを低減することが示されています。

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