日常英会話実践152
職場で使った英語表現
catch up
インフル陽性でおそらく今週いっぱいは休み。家でおとなしく休みながら、こつこつとメモっていた英語ネタを少しずつアップしていこうと思う。
先週か先々週に職場で「医療費のお知らせ」を受け取った。さっそく中を見てみると、かなりの頻度で受診していることが分かった。もともと
軽い持病があるのだが、それ関連の定期健診以外でもこんなに医療機関にかかっているのかと少々面喰った。隣の隣の席のブリティッシュが「何を見ているんだ?」と言うので、
This (紙を見せながら)is how often I go to the hospital.
と説明。彼も少しびっくりしたようで、Why so often? と尋ねてくる。そこで
Age is catching up with me.
と答えた。ちなみに相手の同僚はCJの4歳年下である。
catch up with ~ は、~に追いつくという意味。Age is catching up with me. も直訳すれば、年齢が自分に追いつきつつある、ということ。つまり、自分も年齢相応に衰えてきた、という意味になる。
日常でも使うが、どちらかというとスポーツの記事で目にすることが多いという印象。CJはしょっちゅう boxingscene.com を読んでいるが、ベテランボクサーが衰えを見せた試合をすると、Age has finally caught up with him. や Age seems to be catching up with him. のような表現をよく目にする。フィジカルの衰えが怪我や練習不足によるものでなく、かつ選手が30代になっていれば、年齢が要因であることも多いはず。アスリートではなく一般人であれば40歳過ぎが一つの目安であるように思う。個人差はあれど、このあたりから老眼が進み、白髪が増え、二日酔いの回復に時間がかかり、ベルトの穴がひとつ緩くなるのではないか。
そうそう、『 マネーボール 』に加齢についての面白い文章があったので、以下に引用しておく。
“What’s wrong with him?” I ask, once he’s gone.
“He’s thirty-six,” says Paul.
The previous year Justice had started to show his age. He’d taken swings in the World Series that looked positively amateurish. But he’d also played most of the year injured and it was hard to say how much of his drastic decline was a result of the injury and how much of it was caused by old age. A baseball player typically ripens in his late twenties; as he enters his mid-thirties, he’s treated as guilty until he proves his innocence. Last year Justice had as much
as confessed to the baseball crime of aging.
ここは日本語訳もキレッキレで、球界では年を取ることは犯罪にも等しいわけで、昨シーズンのジャスティスは犯行自供も同然だった、みたいな感じだったかな。老いから来る衰えは受け入れるしかない。不惑を過ぎて、やっとそう思えるようになってきた。