見出し画像

TOEIC SW を初受験した感想その他

会社の業務の一環的な感じで TOEIC SW を大阪市内のテストセンターで受験してきた。先日、下見をした際は TOEFL の受験会場にもなっていた。

大阪府市民または大阪近郊民なら、泉の広場から地上に上がってすぐ、と言えばアクセスの良さは伝わると思う(いかがわしいエリアの近くでもある)。

以下は個人的なメモのようなもの。

9月19日(日)
10:32 テストセンターで受付、エレベーターホールの椅子で待つ
10:40 テストセンター内の椅子で待つ
10:45 写真撮影その他を済ませて私物をロッカーに入れて、入室
10:50? PC上のインストラクションを聞いて、読む
10:55? TOEIC SW 受験開始
12:02? TOEIC SW 受験終了

ロッカー前で人がパソコン系やら何やらの別のテストテイカーがわちゃわちゃしていて、自分の荷物がなかなか回収できず。スマホの電源をONにした時、12:06だったことから、だいたい上のような時間消費だったと思われる。

以下、諸々の感想。

ルームに入室すると、すでに前の入室組が音読問題に取り組んでいる。このへんは TOEIC iBT と同じで良い感じ。すべてが横並びで開始、横並びで終了のTOEIC LR や 従来型英検は時間の無駄が多すぎる。

デスクにはかなり立派なパーティションあり。椅子の座り心地も悪くない(直前までずっとパイプ椅子に座らされていたから?)。以前に英検S-CBT(2級)を受けたことがあるが、その時の会場よりも色々と整っているという印象。

PC画面上の文字はややサイズが合っていないのか、にじんで見える感じ。少し読みにくさを感じるが、それが理解の妨げになるほどではなかった。

スクリーン右上にはカウントダウン形式で各セクションの残り時間が表示されている。ここらへんは TOEFL iBT と同じ。

音読問題は易しい。一瞬、言い淀んだところがあったが、すぐに言い直す。減点対象にはならないはず。

写真描写ではやや見えづらいものがあった。ぼやかして言うと、produce market でのやりとり。おそらく店員と客が現金をやりとりしていたのだろうが、手元に何を持っているのかが判然としなかったので、making payment, probably in cash とちょっと逃げた感じで口頭描写。これも減点にはならないと思われる。

応答問題では一つ痛恨のミスを犯す。旅行に関する設問で、by train か by plane のどちらかを選び、その理由を述べることが求められているのに、国内旅行なら by train、海外旅行なら by plane、その方が convenient だと答えてしまう。ここは2点または1点をつけられてもしゃーない。

Respond to questions using information provided は特に問題なし。TOEFL iBT の OG(Officual Guide)で聞き覚えのある声の出演がいくつかあって奇妙なノスタルジーを味わった。

Express an opinion も易しい。お金に関する教育というテーマで、これは TOEFL っぽいというより IELTS っぽいと感じた。いずれにせよ、TOEFL や IELTS をやっている人間なら楽勝だろう。ちなみにCJは『高校生もバイトをしているので、hard-earned money の有効活用方法を学ぶべき』というのを第一の理由に挙げた。もう一つは『お金に関して学ぶことで経済や政治に関するニュースへの意識やリテラシーを上げられる』と述べた。
I agree ~
There are two reasons.
First of all, ~
Second of all, ~
Therefore, I believe it's a great idea to ~ 
という構成だったかな。

ここで Speaking は終了。ヘッドセットを外してOKになるが、周囲がしゃべっている、かつタイピング音もそれなりに聞こえるので、しばらくはヘッドセットを装用したまま Writing に取り組んだ。

写真描写は5問目の指定語句の even though が少し引っかかったが、むりやり Several people are doing exercise, probably pilates, outside even though it is a cold winter day. とした。8分の持ち時間で1分30秒残して次へ進む。

Eメールへの返信も簡単。これは LR の Part 6 や Part 7 を一定量こなしたことのある人なら誰でもスラスラ書けると思われる。時間は覚えていないが、最後のメールへの返信を書き終わった時点で残り時間表示は2分半あった。

Write an opinion essay では三択から一つを選んで最低300語で書くというもの。最初から「ここから選べ」というのは英検っぽいが、300語というのは TOEFL iBT っぽい。お題は最も面白い読書のテーマで、successful business leader を選ぶ。理由は

  1. informative(勉強になる)

  2. inspirational(モチベアップ)

  3. applicable(ビジネス以外にも応用可能)

の3点を挙げて、イントロとコンクルージョンの全5パラグラフ構成。語数は350ぐらいで、残り時間は9分ちょいだった。全部書き終わって、少し見直して、それから右上の終了にあたるボタンをクリック。色々と表示されて、最後に自分のスピーキングがしっかり録音されていることを確認させられた。全部を聞くのは時間が惜しいので、最初と真ん中と最後の最初の数秒を聞いて、OKと判断。挙手をするが、proctor が他のデスクにかかりきりでなかなか自席まで来てくれない・・・ ようやくやって来た proctor にメモ用紙兼受験の説明書の髪を渡して静かに退室。荷物の回収に手間取るが、終わってみれば12:06だった。と、ここでミスが一つ発覚。opinion essay で Google 関連本の In the Plex を挙げて、その中で Sergey Brin と Larry Page が云々と書く際に、Larry Paige と書いた気がする。まあ、減点はされないだろうが、やっちまった感はぬぐえない・・・

結果が出るのは少し先になりそうだが、そんなに悪いスコアは出ないと信じたい。トフラーの端くれとしての感想だが、TOEIC SW にはテスト自体の面白みはほとんどない。ちょっとだけあるとすれば opinion essay を書くことぐらい。やらされる問題はほとんど LR を SW に置き換えただけで、英語力というよりは情報処理能力を求められるテストという、 LR に抱いていた印象が SW でも維持された感じ。

以下、個人的な備忘録。

文字のサイズは変えられたものの、あまり意味はなかった。拡大しても縮小しても文字のにじんだ感じは変わらなかった。

カウントダウンの表示を消すだけではなく、その位置を変えられると便利かも?

TOEFL iBTでたまにある特殊なキーボード操作(アポストロフィをShift + 7以外で出すなど)はなかった。

目薬は持ち込みOK。ハンカチも多分OKなのだが、「え、ハンカチも持ち込まれますか?」と言われたので、それはロッカーに入れた。

最後に自分の録音を確認する際に、自分以外の周囲の声やノイズもわずかながら聞こえた。指向性の強いマイクは値が張るし、もしも自動採点するのなから、録音された音声データから人間の声以外の周波数を自動でカットするなどをステップを入れれば良さそう。

1ドルが120円ぐらいになったら、また TOEFL iBT を受けてみようかな。TOEIC SW は一回限りでもういいかな。もしも悪い点を取ってしまってたらリベンジするかも?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?