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起業を起こす時〜助産師〜


助産院を開設した友人助産師とは
新人の時に病院から医院に引き抜いた助産師さんで、
子供さんも2人取り上げさせていただきました。
ド緊張モードで・・・!!
とてもいい仲間同士で夢の助産院を開設したようでした。

おめでたいです。

少子化になっていくことは分かっていても、私たちの生きているのは
『今』です。
今、精一杯、ベビーたちを取り囲む環境がhappyでありますように、
私たちがサポートしていけると助産師冥利に尽きます。


助産師が起業する場合、主に「助産所」の開設を軸に考えるのが一般的ですが、それ以外にもスキルや資格を活かした多様な起業の形があります。
ここでは、助産師としての開業(助産所設立)と、それ以外の起業アイデアを踏まえつつ、手続きやポインを説明します。

1. 助産所を開設する起業
助産師は「保健師助産師看護師法」により、独立して助産所を開設する権利が認められています。助産所では、正常分娩の介助、妊産婦や新生児への保健指導などを行えます。
手続きの流れ

  1. 事前準備

    • 資格確認: 助産師免許(看護師免許も必要)を持っていること。

    • 施設の確保: 分娩室、待合室、消毒設備など、保健所が定める施設基準を満たす場所を準備。賃貸物件でも可能ですが、改装費用を見込む必要があります。

    • 嘱託医師・医療機関の契約: 分娩を扱う場合、異常時に備えて産婦人科医などの嘱託医師と医療機関を確保。書面での契約が必要です。

    • 資金計画: 初期費用(施設整備、設備購入など)は50~150万円程度が目安。自己資金や融資(日本政策金融公庫など)を検討。

  2. 開設届の提出

    • 提出先: 管轄の保健所。

    • 期限: 開設後10日以内(事前相談が推奨)。

    • 必要書類:

      • 開設届(保健所で様式入手)

      • 助産師免許証の写し

      • 施設の平面図、設備リスト

      • 嘱託医師の承諾書、医師免許証の写し(分娩対応する場合)

      • 管理者(通常は開設者)の履歴書

    • 手数料: 数千円程度(地域による)。

  3. その他の手続き

    • 税務署への届出: 個人事業主として「開業届」を提出(開業後1ヶ月以内)。

    • 保険加入: 日本助産師会の賠償責任保険などに加入(トラブル時の備え)。

    • 保健所検査: 開設後、施設が基準を満たしているか立ち入り検査がある場合も。

  4. 運営開始

    • 分娩を扱う場合、地域の病院と連携し、緊急時の搬送体制を整えます。

    • 分娩以外のサービス(母乳ケア、育児相談など)も提供可能。

    • 課題:初期投資が必要、集客が難しい場合

2. 分娩を扱わない助産師の起業アイデア
助産所を開設せずとも、助産師の専門性を活かした起業が可能です。以下に例を挙げます。

  1. 母乳ケア・育児相談事業

    • 内容: 出張型の母乳マッサージ、授乳指導、産後ケア。

    • 手続き: 医療行為を行わない範囲なら保健所への届出不要。個人事業主として税務署に開業届を提出。

    • メリット: 施設不要で低コスト、需要が高い。

  2. 教室やセミナー運営

    • 内容: 両親学級、マタニティヨガ、ベビーマッサージ教室など。

    • 手続き: 事業登録のみでOK。オンライン開催も可能。

    • ポイント: SNSや地域ネットワークを活用して集客。

  3. 産後ドゥーラとしての活動

    • 内容: 産後の家事支援や精神的なサポートを提供。

    • 手続き: 資格は不要だが、ドゥーラ養成講座受講が信頼性向上に繋がる。

    • 費用: 講座受講料(数万円~)程度。

  4. 商品開発・販売

    • 内容: 産前産後に役立つグッズ(ケア用品、アプリなど)の企画・販売。

    • 手続き: 販売許可や商標登録が必要な場合も。

起業のポイント

  • 資金: 助産所なら100万円前後、小規模事業なら10~50万円程度が目安。

  • 集客: SNS(Instagram、Xなど)や地域のママコミュニティを活用。助産師としての信頼性が強み。

  • 支援機関: 日本助産師会のサポートや、自治体の創業支援(補助金・融資)を活用可能。

  • 法令遵守: 医療行為の範囲を超えないよう注意(医師法違反リスクあり)。

具体例をイメージ

  • 助産所の場合: 「自宅を改装して助産所に。週2日は分娩対応、週3日は母乳相談で運営」。

  • 小規模起業の場合: 「オンラインで育児セミナーを月4回開催。1回5,000円で10人参加なら月収5万円」。

助産師としての起業は、地域ニーズや自身のライフスタイルに合わせた
柔軟な形が可能です。
具体的な目標(例: 分娩を扱いたい、コストを抑えたい)は
詳しい人に相談してください。
何か質問があればお気軽にどうぞ!
(2025年2月20日時点の情報に基づいています。)

トリヨさんは?
しません。
会社での課題と目標があるから・・・。

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鴻野 トリヨ
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