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魔力の宿る神秘の森『北欧の神秘 ―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画』展行ってきた
神秘とか絵本という言葉に弱い。しかもムーミンの生まれた北欧!
開催概要
開催概要
北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
開催日:2024.03.23(土)- 06.09(日)
休館日:月曜日 ※4月29日、5月6日は開館
開館時間:10:00 - 18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
会場:SOMPO美術館
私と作品
北欧画家メインの鑑賞は2007年国立西洋美術館でのムンク展を観たきりで約17年振り。
![](https://assets.st-note.com/img/1714662386342-FG2PDIenzL.png)
展示会感想
神秘 ー 自然 ー 魔力 ー 都市
という構成が作品に入っていきやすくとてもよかった。
来ちゃった
— すやり霞 (@cool__haze) March 31, 2024
#北欧の神秘 pic.twitter.com/2GCc82sz65
序章 神秘の源泉 ―― 北欧美術の形成
アウグスト・マルムストゥルムの《踊る妖精たち》が印象的だった。風景画か人物画か明確でないことが問題視されたという点も興味深い。
カール・ステファン・ベンネットの《ストックホルム宮殿の眺め、冬》もひんやりとした空気感があり好み。こちらは図録の背表紙になっていて嬉しかった。
1章 自然の力
北欧らしい空や雲が描かれた作品が多かった。ハルマン・ノッルマンの《雲の影》は桃色がかった雲の色が美しく絵本の世界だった。
ムンクの作品も実物は強烈な印象を放っていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1714655676766-GI2DXcWHSb.png)
2章 魔力の宿る森 ―― 北欧美術における英雄と妖精
深く暗い森に妖しい彩のベニテングダケ
![](https://assets.st-note.com/img/1714655631952-o7HLXtpvtb.png)
トルステン・ヴァサスティエルナ
北欧神話を題材とした作品
![](https://assets.st-note.com/img/1714655653329-wl4f0ObRV0.png)
左下《五の間》右下《帰還するオースムンと姫》すべてガーラル・ムンテ
ムンテとキッテルセンもトロルをめぐる物語を
囚われの姫が眠っているトロルのシラミを取っている。。2二人の画家の描くトロルの違いも面白い。
![](https://assets.st-note.com/img/1714655666025-QDO9WzMjOF.png)
羊毛でできたタピストリー。羊毛というところが北欧らしいなと感じた。
![](https://assets.st-note.com/img/1714656214072-R4tVKq7NL9.png)
キッテルセンの作品がアニメーション化されているコーナーが良かった。もう少し椅子が欲しいと思った。
3章 都市 ―― 現実世界を描く
エウシェン王子の作品は北欧の印象派だなと思った。身分に驚いた。
ブルーノ・リリエフォッシュの《そり遊び》は音の演出もあって面白かった。
SOMPO美術館について
2023年の「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展以来2回目。
今回は持ち物検査は無かった。
今回もエレベーターや階段にちょっとした遊び心があって楽しめた。
ロッカー
1階の入り口入ってすぐ左側。無料(コイン不要)。荷物を整理する小さい台が1つあって使いやすい。
チケット
オンラインで購入し、入口のチケット確認する場所で声をかけて紙チケットをいただいた。
購入したグッズと感想
今回は茶封筒ではなく白封筒に入れてもらえた。
図録 1冊 A4変形サイズ・173ページ(672g)
想定が美しく使用されている紙もページに合わせた感じがあって良かった。このぐらいの重さ助かる。マグネット 1個
《ベニテングタケの陰に隠れる姫と蝶(《おとぎ話の姫》のためのスケッチ)》トルステン・ヴァサスティエルナ
ベニテングタケが可愛いクリアファイル A4 1枚
《トロルのシラミ取りをする姫》テオドール・キッテルセン
今回のキービジュアルクリアファイル A5 1枚
《フィヨルドの冬》エドヴァルド・ムンク
北欧と言えばムンクなのでポストカード 7枚
《トロルのシラミ取りをする姫》テオドール・キッテルセン
《イルマタル》ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン
こちらは鑑賞ガイド「語り継がれた物語」の表紙。神秘的な色が綺麗《街》アウグスト・ストリンドバリ
空の描写(雲)が凄い《ティンメルマンスガータン通りの風景》エウシェン・ヤンソン
暗い空と階段横の明かりの対比が好み《スレイプニルにまたがるオーディンのタピスリー》ガーラル・ムンテ
タピストリーも良かった。できればタオルハンカチで欲しい柄だった《フィヨルドの冬》エドヴァルド・ムンク
どうしても水どうの『フィヨルドの恋人』を思い出してしまう《ベランダにて》エドヴァルド・ムンク
ベランダの床ばかり眺めてしまう
前日行った「北欧の神秘」展の購入グッズとフライヤー
— すやり霞 (@cool__haze) April 2, 2024
図録は672g
表紙と背表紙(カバー部分)の絵が違ってて嬉しい
会場と会場を繋ぐ階段に絵がちょこちょこあって可愛かった
音の演出も絵にあってて心地よかった
キッテルセンの作品がアニメーションかされてるコーナーも面白かった#北欧の神秘展 pic.twitter.com/DcMMyrujHH
※X(旧Twitter)にポストしたポストカードの写真1枚逆さまだった。やってしまった。反省を込めて正しい向きで
![](https://assets.st-note.com/img/1714662425768-QCbNgQ8q0I.png)
欲しかったけど購入できなかったグッズ
トートバッグ
《トロルのシラミ取りをする姫》線画でゆるい絵柄が可愛かったが予算オーバーの為断念《踊る妖精たち》
グッズ化されていなかったゴッホ展のポストカード
前回購入できなかった《アイリス》があり迷ったが、今回の展示では無いので断念
その他
リンク
公式サイト
鑑賞ガイド、作品リスト、プレスリリースがPDFとして掲載されている