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受かれと祈りつつ受験ポーチを準備する
資格マニアというわけではないが、この1年で私は2回、資格試験を受けた。ファイナンシャルプランナー3級とMOSのExcel365である。ふたつとも無事に合格したのだが、受けるまでは不安で仕方なかった。会場まで迷わずにたどり着けるか、試験途中で思わぬトラブルが発生するのではないか等々を心配していたのである。もちろん当日に必要なものを忘れてしまうのではないかという不安もあった。そこで私は奇策に出た。100均のファスナーケースにすべてをまとめる作戦をとったのである。
受験に必要なすべてをまとめたファスナーケースを、私は勝手に「受験ポーチ」と呼んでいる。ファイナンシャルプランナー試験の場合は、受験票以外にメインの電卓と予備の電卓、写真付き身分証明書を入れた。MOS試験の場合は、受験票と書かれたメールをプリントアウトした紙と受験IDとパスワードを書いたメモ(ノートや手帳に書いてしまうと、試験会場に持ち込めないので注意)、写真付き身分証明書、受験料を払い込んだ際の振り込み証明書を入れておいた。
効果は絶大だった。本来ならばカバンの中身をいったん取り出して、あれとこれとという風に確認する作業が、ファスナーケースひとつを見れば済むのだから、ずいぶん効率的だ。それにこれさえ持っていけば大丈夫という安心感もある。ちなみに上記の写真にあるようなファスナーが2か所にあるケースの方が、大きめのものと小さめのものを分けてしまえるのでお勧めだ。
余談だが、ファイナンシャルプランナー3級試験の際に、見慣れない問題が最初に出てきて軽くパニックになってしまった。それでも受かったのだから、余計な心配は無用なのではないかと、少し自戒を込めて考えている次第だ。