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【CL福岡ベスト16】新時代のブリジュラスについて
はじめに
はいどうも
相手が中途半端に殴ってくれた時に限ってジーランスサイド落ち。
今回はCL福岡でベスト16に入れたマシラブリについて解説します。
環境読み
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今の環境は圧倒的tier1にドラパライコがいてtier2以下のその他という環境である。
シニアの予選を抜けるには7-1しないといけないのでドラパライコに2回ずつあたっても2回とも勝てるようなデッキ選択をしなければならない。
そこでドラパとライコの両方に勝てるデッキを考えた時に思い浮かんだのがピッピポン、ゾロアークだった。
そこでtier1のドラパライコ、tier1に勝てるピッピポンゾロアークに勝てるデッキを使いたいと考えた。
デッキ選択
シェアが一番多いのはドラパであるからドラパに勝てるデッキを使いたいという心情になるのは自然である。
ここでドラパが多かったCL大阪の勝ちデッキと言えばブリジュラスが思い浮かぶ人が多いのではないだろうか。
ブリジュラスは先攻2ターン目から高い耐久力を押し付けながら殴ることで固定ダメージしか出せないドラパに有利に立ち回ることができる。
また、シマダダイチ選手は四天王決定戦でライコに勝てるブリジュラスを組んでいた。
これはスターミーでhp240のタケルライコをワンパンしたりポケモンキャッチャーで裏のhp220以下のexポケモンをワンパンするというコンセプトである。
そしてピッピポンはhp220以下のexポケモンで構成されていてダメージは300でないので、ブリジュラスをワンパンできないのにブリジュラスにはワンパンされるデッキとなっている。
じゃあブリジュラス使えばええやんということでブリジュラスを試してみることにした。
一般的なブリジュラスの弱み
ここで挙げるのは回していて気がついたブリジュラスの弱みである。
①後1からのアクションに弱い
このデッキは先攻を取るにも関わらず先1の動きはボールを打つことしかない。
しかもかがゲコがレギュ落ちした影響でボールを引いても解決にならないことがよくある。
なので後1のむずむずから後3ファントムダイブや後1きょくらいごうに非常に弱い。
②使いたいサポートが多い
サポートは1ターンに1回しか使えないので山を掘り進めるターンは裏呼びも回収も干渉も打点アップもできない。
そのためドラパ対面などでフトゥーを使ったターンは渋々前を殴る動きになりがちである。
③ザシアンがないと打点が足りない
ザシアンが入っていない型の場合、打点が足りず2進化exを2回殴らないと取れないなどスピード感、耐久と引き換えに攻撃力が低いデザインとなっている。
空手王が入っている構築もあるが空手王は使いたいサポートが多いこのデッキに入れるには微妙なカードである。
④ザシアンはリスクがある、要求が重い割にゲームを決める力がない
ザシアンが入っている型の場合、ライコなどに後1からサイドを2枚取られてしまうリスクが非常に上がる。
またザシアンで高打点を出すにはスタジアム、道具、ポケモンの3つを揃える必要がある。
その割にディアルガに比べザシアンにはゲームを決めきる力がないのである。
以上の点からレギュ落ち後はブリジュラス対ドラパはフトゥー、ボス、空手王が言いにくくなっており五分〜微有利で一般的な構築で戦うのは少し心許なかった。
また、対ライコ対ゾロアークに関しては常に裏を呼び続けなければないない状況になりがちなのでゲッコウガがない分微不利まであった。
だがピッピポンには有利がついたことからもう少し研究してみることにした。
新時代のブリジュラス
そこで作ったのが今回紹介するブリジュラスである。
このブリジュラスは上で言った弱みを構築で補っている。
ブリジュラスは構築次第ではドラパ対面で実質的なフトゥー、ボス、空手王を言い続けたり、ライコゾロアーク対面で裏を呼び続けたりできるのである。
ブリジュラスというデッキは環境に応じて姿形を変えることができるのだ。
有利不利
ドラパ 有利
ライコポン 微有利
ピッピポン ガン有利
ゾロアーク 有利
サーフゴー 不利
リザ 不利
サナ 不利(構築次第では有利)
ヤドキング 五分(構築次第では微有利)
オーダイル 五分(構築次第では微有利)
有料部分ではデッキ解説、上記の対面の戦い方を書いている。
また、改良案については更新していくつもりなので是非ご購読いただいたあとも読んで欲しい。
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