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『ビックの液晶サービス』アクティブシニア層に向けて、調剤薬局の待ち時間に動画広告で情報訴求を行う
ビックアイランド株式会社、代表の岡村信二と申します。
当社は、私が20年以上調剤薬局チェーンの本部業務に携わってきた経験を活かして、調剤薬局の経営支援業務(システム支援、経営改善支援、店舗引退相談、店舗展開支援)を行っている会社です。
今回は、弊社が行っている『ビックの液晶サービス』事業についてお話ができたらと考えています。
ビックの液晶サービスでは、薬局患者様の薬局での平均待ち時間である20分に対して薬局業界の患者様のためになる豆知識や、地域企業の情報発信を行い、地域の活性化や、患者様と薬局従業員のコミュニケーションツールとして役立ててもらえるようになればと願いを込めて始めたサービスです。
これから、日本は2040年に向けて未だかつて経験したことの無い、超高齢化社会へ突入をしていきます。核家族化が進んでしまっている地域では、地域の助け、繋がりがあることで少しでも将来への不安が緩和できるのではないでしょうか。
いつもは薬剤師向けに記事を書いていましたが、今回は一般の企業様向けに薬局の患者層、薬剤師の地域住民の方々からの信頼度の高さの理由と実例を記載していこうと思います。
■在宅訪問時の薬剤師とリフォーム会社営業マンの実話
薬局患者様の一部には、ご自宅で生活をしていますが、お薬は薬局に取りに行くのではなく、薬剤師にご自宅に持ってきてもらうという患者様がいます。体は元気だけど車が無くて薬局まで通えないという物理的に難しい方が一部と、多くは介護施設で生活するにはまだ早いが、外を一人で出歩くのは少し難しくなってきたという方がほとんどです。
そんなご自宅で生活をする患者様に1年近くに渡り、ご自宅の介護リフォーム工事(廊下にてすりの設営)を提案されていた営業マンがいらっしゃいました。
月に数回通う事もあったそうで、10回以上患者様の生活の事を想い、熱心に提案を続けていたそうです。ところがいくら提案しようが、契約には至っていなかったそうです。
そんなある日、たまたまお薬のお届けに来た薬剤師と営業マンの提案のタイミングが被ったそうで、いつも通りリフォーム工事の必要性の提案をしていたところ、薬剤師も聞いており『おばあちゃんこの工事、必要だからやってもらった方が良いよ』この一言で契約まで至ったそうです。
〇かかりつけ薬剤師という存在
薬局に定期的に通われていない方には馴染みのない言葉かも知れません。
「かかりつけ薬剤師」とは、薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。
身近なとこでいうと、行きつけの飲食店や八百屋さんのようなイメージでしょうか。長く薬局に通われている患者さんや、ご自宅へお薬を届けてもらう患者さんにとっては、生活において重要な馴染みの存在となっていることが多いと感じています。
薬局で話すよりも、ご自身のご自宅なのでリラックスした状態で、プライベートなお話もしていることもあります。
長くお世話になっており、生活の事や、ご自身の身体の事もわかっているかかりつけの薬剤師から介護リフォームを勧められたこともあり、背中を押してもらう形でおばあちゃんも決断ができたのだと思います。
廊下にてすりがついて、もっと早く工事をしておけば良かったと言われていたそうです。
■薬局で過ごす待ち時間について
薬局では、患者様の安全を一番に薬剤師は医師から発行された患者様ひとりひとりの処方箋の記載に合わせてお薬を準備しています。
患者様からするといつもの薬だから早くしてほしいとのお声もたまに聞こえてきますが、朝、昼、夜に飲めるようにひとつの袋に準備する作業を分包と言います。その薬が全て間違いなく分包されているかをチェックする作業を監査と言います。
その作業を確実にこなす事を考えると、おひとり当たり約20分ほどの待ち時間をいただいている状況です。
〇人が立ち止まるところやターゲットが絞りやすいところへ効果的に広告が掲載されている
バス停、駅の構内、交差点の向かいのビルの壁面、街のいたるところに広告が掲示されています。
高収入の若者層へ向けて広告を出したい企業は、大手企業が入居しているビルのトイレ内で動画広告を放映しているところもあります。(株、不動産投資広告、その他には海外旅行など)
若い女性、美容に興味のある女性を対象にしている広告を、美容室の施術中に眺められるタブレット内に放映しているのも見たことがあります。
ターゲットを絞って効果的に商品の周知活動をしているのだと考えています。コロナ渦以降、電車の中吊り広告には空白が目立つようになってしまいましたね。在宅ワークなどで通勤者の数が全国的に減ったことで、広告を断念した企業が多くあったことが原因だと思います。
〇現代人がご自宅以外で20分以上同じ場所に滞在することは多くない
薬局には60歳以上のアクティブシニア層と言われる年齢層の方が60%程を占めると言われています。
薬局の待ち時間を眺めていると、スマートフォンを眺めている方より、じっと待っている方、読書をしている方の方が多いように感じます。
アクティブシニア層の方々の特徴として、若者層の方々に比べて流行りに敏感ではない、これには一度良いと思ったものは長く使用するといった特徴があると思います。
薬局の待ち時間平均20分、待ち時間にスマートフォンを見ている方が割合的に多くない。ここに私は広告訴求のチャンスがあると考えています。
広告動画の訴求狙いのターゲットをアクティブシニア層に絞り、必要とされる物、情報の紹介ができると思っています。
広告の種類は、衣食住関係や娯楽趣味など様々な情報がマッチできるのではないでしょうか。
弊社本社がある福岡県北九州地区では、介護リフォーム業者、不動産会社が広告参加してくれており、じわじわと効果が出始めております。
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効果測定を行いたいといった企業様もあり、広告のチラシも合わせて設置して、チラシに薬局用のクーポンを準備することで、お客様のサービス利用経路を判別できるようにも準備が可能となっています。
■必要とされるサービスを必要としている方々に適切に届ける
薬局業界に長く関わることで、患者様の必要としているサービスを少しだけわかっているような気がしてします。
募集強化職種として、HPへ記載をさせていただきました。
今後、広告参加してくれている企業さんの動画広告は弊社のTikTokへまとめておきます。
地域の方々の生活の手助けになる情報を、お世話になっている全国各地にある薬局を拠点として発信していきたいと考えております。
■さいごに
なんと言ってもアクティブシニア層の方々は口コミでの拡散力が若者層に比べて強いと思います(笑)
『どこどこの〇〇さんがこの商品使って良いって言ってたわよ。』この言葉の威力は図りしれません。
商品情報の拡散、発信に新しい媒体として薬局内液晶動画広告サービス『ビックの液晶』を是非お使いください。
お読みいただきありがとうございました。
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![ビックアイランド@岡村信二(薬局支援)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133735810/profile_04560f43d9f95fcfe6d3955a2e1fd548.jpg?width=600&crop=1:1,smart)