見出し画像

ビジュアル量子哲学:人間関係の見える化

前回の投稿では、死の見える化を試みました。

死とは、無のことでもあるので、無を表現するということは論理的に不可能です。

おわかりの通り、死そのものを表現したのではなく、生の痕跡を、死と読み替えたことですね。


上のイラストの左右の空白部分が、生の痕跡でもあり、死でもあります。

ただし、上記のように2人の間の記憶だけでは、生の痕跡は後世に残りません。

多くの意識が相互に記憶しあうことで、生の痕跡は永続します。
それを表現したのが次のイラストです。


それぞれの意識が対話し、記憶し合うことで、人の関係性は発展し、絡み合っていく。


その人間関係がどんどん複雑化していくと、どんどん関係性が発展していきます。

私が考える、意味空間とは、このような記憶の絡み合いです。



それが何百人、何億人と連鎖していくことで、膨大な意味空間が紡ぎ出されます。

これらの空間において、毎日多くの人が亡くなり、その領域は空虚にはなりますが、同時に多くの記憶が紡ぎ出され、新たな意識が生じることで、このような意味空間は永続的に発展していくでしょう。


いいなと思ったら応援しよう!