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ビジュアル量子哲学:続 意識と自然のイメージ

前回の投稿で、自然はイメージはこれ、

意識のイメージはこれ、

と書きました。

この言い方だと正しくないと思ったので続きを書きます。

言葉の定義を再掲します。

自然とは、エントロピーを増やすもの。
意識とは、エントロピーを減らすもの。

自然とは、秩序を破壊するもの。
意識とは、秩序を創造するもの。

自然は、秩序を破壊し、
意識は、秩序を創造する。

秩序を破壊するものを自然と呼び
秩序を創造するものを意識と呼ぶ


この定義をイラストを使って説明すると、

意識は、↓このような状態を、

↓このように秩序だったものにしようとする働きのことで、自然は、↓このような状態から、

↓このような乱雑な状態にしようとする働き。

だと考えています。
常識的には、大自然があり、そのなかでちっぽけなヒトが意識を持っているという考え方です。
そうではなく、自然と意識は対等であり、電極のプラスとマイナス、易経における陰と陽など、対立するものという考え方です。

現実世界ではこれらの破壊と創造がごちゃ混ぜになっているので、↓このイメージのほうが適切でしょう。

意識が自然と対等で対立しているという考え方は、量子力学の観測問題と親和性があります。観測問題とは、量子は通常は波の状態ですが、意識が観測すると波から粒に変化しするというものです。

このメカニズムは現代物理学でもさっぱり分からない状態です。どうやって意識が量子を波から粒に変えるのか。

ノーベル物理学者ペンローズは逆に、量子が波から粒になると意識が生じると主張しています。

また彼は、遠い未来に宇宙の物資が全てバラバラになったあとは変化のない単調な世界になるが、それを退屈に感じるものが、宇宙を再び始動させると述べています。

こういった示唆は、私の考え方と親和性があります。










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