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ビジュアル量子哲学:夢の正体





以前の投稿で、脳には人類の記憶が刻まれていると述べた。

親は二人、祖父母が4人の、粗祖父母が8人、と親をどこまでも遡っていくと40代前で一兆人になる。一世代30年とすれば1200年。当然1200年前の人類は1兆人より少ない。ということは、私の先祖は全人類ということになる。

さらに遡っていけば、猿、哺乳類、細菌、原子生物まで遡り、史上初の生命体にたどり着くはず。

その遺伝の過程で、人生の記憶が脳に刻まれて物理的に遺伝するのであれば、人の脳には全人類、全生命の記憶が刻まれていることになる。

それをどうしたら覗き見ることができるのだろうか。

私はひらめきました。

夢です。

夢は意識がない状態で、睡眠中にちらちら見るものです。

意識があるときは、脳内に電気信号が回ることで視覚、触覚などの知覚が生じる。

意識がないときでも、脳内に信号が駆け巡れば、それが視覚、触覚などの知覚になるのではないか。それが夢の正体ではないか。

そうであれば、夢で見ているのは、自分の人生そして全人類の人生、そして全生命の記憶なのではないか。

意識が、能動的に見るのが現実。
意識が、受動的に見るのが夢。

夢にはものすごい謎が隠されていると思います。

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