料理というものを色々な立場から考えてみると時には趣味になり、時には家事としてのタスクになり、時には仕事になります。
momentファシリテーターをしていると、さまざまな学び手(ユーザー)さんに出会います。普段、他人の家の料理環境を見る機会も、料理の傾向を聞くこともないので、さまざまな立場・環境における料理の話を聞くことのできるファシリテーターという役回りは新鮮で多くの気づきがあります。
私にとって料理は「趣味」の領域で、好きな時に作りたいもの・食べたいものを気ままに作るだけ。だから料理を苦だと思ったことはまだありません。
一方で、世の中には主婦という職業が存在しており、彼女たちの日々の家事の量は膨大です。どんなに料理が好きでも、忙しい日々の中で1日3食必ず作るとなると「やらなければいけない」タスクと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
3人のお子さんを持つ*実月*さんは、「やっぱりおうちで食べるごはんが最高」と家族に言ってもらえることをモットーに料理をしています。
彼女は、「手を抜きつつ手を抜かない」という絶妙なバランス感覚を持ち合わせ、趣味であり家事である毎日の料理を楽しんでいる、そんな印象の学び手でした。
*実月*さんがmomentで最初に挑戦した課題料理は、『肉野菜炒め』。「大量調理をしながら家族それぞれの好みに合わせて、料理の味付けを決めるのが難しい」という主婦としてのリアルな悩みをありのままに語ってくれました。
片栗粉の性質を知り食材の水分をコントロール!
同期的にやりとりができないオンラインコーチングで、課題を明確に言語化してコーチに伝えるのは、意外と難しいことです。*実月*さんは、ご自身が感じている課題の言語化がとても上手な学び手でした。
担当コーチである安藤コーチも*実月*さんの生活が細部までイメージでき、会ったことはないのに彼女が料理で何をどこまで求めているかを理解できたからこそ、家庭状況に応じたコーチングを行うことができました。
momentでは、同じ料理を3回作ります。その間で、コーチからアドバイスをもらったり、コーチに質問をしながら、自分の料理工程の何が良くて何がダメだったのか、仕上がりにどう繋がっているのかを考えます。
目標をしっかりと持ってそこに合わせた手順を考えられるようになると、これからやる工程の整理が頭の中で出来るようになると、安藤コーチは*実月*さんに丁寧に伝えます。
momentでは、選んだ課題料理から、一つの課題テーマを設定して、そのテーマを深ぼっていきます。この「1つのテーマに絞る」をかなり重要視してデザインしています。というのも、今回コーチと共に身につけたスキルを一生モノにしてほしいからです。一時的なインプットではなく、10年後、20年後もずっと覚えていてほしいのです。質問をたくさんして、たくさんの知識が得られても、忘れてしまっては意味がないですよね。受験期に頑張って1日10個覚えた英単語も10年経った今はもう1/10程度しか思い出せないのと同じです。(実体験検証済み。)
今回*実月*さんは肉野菜炒めを通して「食材の水分のコントロール」ができるようになりました。これは、肉野菜炒めだけでなく、料理全般に活かせるスキルです。
*実月*さんより体験談・コメント
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教えてくれたコーチ:安藤曜磁(Ristorante QUINDI元料理長)
MOMENTはプロの料理人による料理のパーソナルコーチングサービスです。
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