『37歳はじめての就職〜反響〜』
ご無沙汰しております。
一喜一憂の毎日をどうにか切り抜けてまだ生きております。
相変わらず、過酷な労働環境。
休みが消える日もしばしば。
課題は増え、山は高くなっていく毎日です。
しかしながら、明らかに環境が変わりました。
居心地も悪く居場所もない異国の地が1番寄り添ってくれる温かい地に変わったこと。
どこからかやってきたヘンチクリンであまり賢くない私でしたが、降りかかる無茶振りにほぼ一人で応えあっちこっちに行かされて。
皆んなが働いてる日に働いて、皆んなが休んでる日にもやっぱり働いて。
瀕死でも何とかやり切った。
そんなことしてたら。
人は見てるんですね。
皆んなが少しづつ助けてくれるようになった。
特に同じ管轄のやる気ない側の社員さんが。
1番助けてくれる。
そして1番恐いお局さんが。
1番助けてくれる。
隣の席の先輩上司が。
1番面倒見てくれる。
こんな日が来るとは知らなかった。
うちみたいなお歯黒企業にいたら。
一生過酷か。
半分死ぬ気で何かを変えるかくらいしか選択肢がなく。
どのみち死亡フラグもの。
それでも、皆んな仲が良い。
上がやばいから下は支え合って何とか立っているんです。
その一員に私はすっぽりと入れてもらえて。
仕事は孤独だけど、心は温かい。
自分のことを考えたら、辞めるべきではないかと毎日頭によぎる。
何もかもやになる日もある。
それなのに…
もっと頑張ろう。
もっとできる人になりたい。
そんな気持ちでいっぱいの帰り道だってある。
それはやっぱり仲間達の存在。
仲間と呼ぶにはまだまだ失礼だけど。
こっち側にきちゃったねぇと言われたりして。
あぁ、これでやっと少し認めてもらえたんだなって感じた。
1番嬉しいのは、頑なで笑わない先輩上司だった先輩が素を出してくれたこと。
ごめんねとか。
ありがとうとか。
言ってもらえるようになったこと。
愚痴を言ってくれるようになったこと。
私は先輩上司と同じ立場にならなくてはならないから、1番パワハラ対象。
先輩上司の役に立ちたいと思ってから早数ヶ月。
やっと少しは役にたつようになったはず。
そしてこないだ。
あなたの強みはとにかく何でも一生懸命やろうとするところ。
そう言ってくれた。
頑張ってると思ってくれてると言葉にしてもらえてすごい嬉しかった。
だけど、バカだからもう少し賢くなれとも言われたけど。
尊敬してる人からの言葉は本当に嬉しい。
このお歯黒企業で真っ白な歯になることはおそらく叶わないけど。
せめて灰色くらいにはなりたいよねぇ。
染み付いた黒はとれないけど、表面くらいは磨きたい。
私らしい夢とは言えないけど、きっと意味がある未来のためにもう少し諦めないでやれることをやろう。
まずは、苦手なことを潰す。
算数が出来ないと社会では割と使えない側になることを恐いくらいに実感しております。
社会人らしい喋り方。
社蓄らしい考え方。
世渡りの方法とか。
どうでもよかったスキルは悲しいことに育っていくけど、そんな自分もどこか好きになってきた。
一応、平社員ではないので。
立場も利用して。
認めてくれた職場の人たちの環境がほんの少しでも良くなるように。
働きやすいルールを作ってあげること
ただいま。
さしあたり。
そんなとこ。
今日も群馬は空が高い。