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『タイタック』のジャック・ドーソンが教えてくれた4つの言葉

尊敬する人と聞かれてみなさまは、誰とお答えするだろう。

私は生身の人間の中に尊敬する人はいない。だけど、生き方のお手本として尊敬する人が映画の中にいる。

それは『タイタニック』の中の「ジャック・ドーソン」だ。

1912年に当時最大級の豪華客船タイタニック号が沈没してから、84年後の1996年の洋上から物語は始まる。

タイタニック号の悲劇の中の物語。その中にでてくるジャック・ドーソンという人の生き方が、今でも強く印象に残っている。

どんなところに惹かれたのか。
彼の言葉を辿りながら、今日は綴らせていただこうと思う。



1.人生は贈り物。無駄にはしたくない

『人生は贈り物。無駄にはしたくない。どんなカードが配られても それも人生。毎日を大切に』

ローズを船の後尾から命を救ったジャック。助けたことのお礼にと誘われた上流階級の中でのディナーの場所にて。

針の筵のような中でこの言葉を放つ彼は、とても堂々としていて、強がりではなく、彼の生き方が溢れている言葉だった。自分を卑下しないその姿に惹かれた言葉。

時には野宿、時にはこのように豪華客船でディナー。どんな状況であっても人生を楽しんで受け入れる精神。

私は自分を卑下して生きていた時だった時期がある。だからこそ、彼のように責任ある言葉できちんと自分に誇りを持つことの大切さを教えてくれている。


2.健康な体と鉛筆さえあれば十分

『健康な体と鉛筆さえあれば十分』

彼の生き方はとてもシンプル。余計なものが一切ない。
そして何もないわけではない。自分が大切なものを心できちんとわかっている。

彼のように本当の意味で強くなりたい。


3.ポケットには10ドル 君にあげられるものは何もない。

『ポケットには10ドル 君にあげられるものは何もない。それは分かっているけれど引き下がれない。飛び込む時は一緒 君を見守っていたい 心配だから』

お金があるから幸せなのか。タイタニックの中でも考えさせられるシーンがある。どんな時も手を離さない、そんな言葉は高価なものと引き換えにならないくらい、安らぎを与えてくれる。

自分の話になるが、私の経験上、いざという時いつもパートナーは隣にはいてくれなかった。入院しようが逃げるように去ったいった経験をしてきた。それは自分を大切にしていなかったことにも繋がるので今では、自分が弱かったからであり、過去の自分を褒めてあげたい。

だからこそ、彼女の手を離さない彼が輝いて見えた。


4.make it count!

make it count! いまを大切に

最後はこの言葉で締めくくろうと思う。

彼の最大の魅力は「今を大切に」していることだ。今この瞬間をつなぎ合わせている。

過去でもなく未来でもない、「今の自分」を見てあげたいと思う。


最後の最後まで希望を捨てさせない


ジャック・ドーソン。
彼の4つの言葉から生きることの素晴らしさをお伝えさせていただいた。

最後にもうひとつ付け加えたい。

『タイタニック』が好きな理由がもう一つある。
彼は「最後の最後まで希望を捨てさせない」精神だ。

それは自分にではない。船が沈没する最後まで、「相手に」希望を持たせるのだ。

『タイタニック』=希望 
少なくとも私にとってこの作品は、そう写っている。

大切なものは何かが、たくさんつまった作品。そういう目でもう一度、見てみてほしいと思う。



make it count! 
いまを大切に