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椿象群月光回避
かめむしむれて げっこうさける
マイ七十二候〈私の暦〉です。満月の光があたりを明るく照らしています。秋から冬に向かう寒さを凌ぐため、カメムシは、影に群れてかたまり、まるで月光を避けているかのようです。
カメムシは面白い生きもので、あの強い匂いを放つ液が、自分に付かないように、厚いシールドを持っているそうです。群れの中で、どれか1匹が強い匂いを出すと、他のカメムシは一目散に逃げます。警報の役割を果たしているのでしょう。
漢字で「椿象」と書くことを始めて知りました。あの匂いは、椿には似ても似つかないものですね。中国では、椿の幼木が、独特の匂いを放つそうです。おそらく、そこから付けられた漢字なのかもしれませんね。
今日の二十四節気は「大雪」、七十二候は「熊蟄穴」(くまあなにこもる)です。みんな冬に備えて準備を進めているのですね。年賀状の準備をしなければなりません。
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