この風どんな音?
あさ、いつもと違うルートを散歩してみました。当たり前かもしれませんが、風の向きや強さがいつもと異なります。心なしか冷たい風です。「ヒューヒュー」という音が、谷から上がっています。その風が右側の土手に当たって、若い緑の葉っぱが「サラサラ」言っています。
「風の音」ってどんな音でしょうか?これも当たり前ですが、「風が何かに当たる音」なのです。谷から吹きあがってくる「ヒューヒュー」は、風同士がこすれあっているかのような音です。土手の「サラサラ」は、葉っぱ同士のこすれあい音でしょうね。
そうやって音を意図的に聞き分けてみると、たくさんの種類の音があります。「サワサワサワ」とでも表現すればいいでしょうか?原っぱを抜ける風は、さわやかな感じの音を出します。同じ「サワサワ」でも、竹やぶの上の方から聞こえてくる音は、野原のそれとは違います。
不思議なことに、風の音に気を向けていると、風の温度も気になってきました。気になるというより、感じてきたというほうが近いでしょうか?谷間から吹きあがる風は明らかに冷たかったわけですが、野原の風は、何だか少し暖かく、やわらかい風です。景色を見て、勝手にそう思い込んでいるのかも知れませんね。おや?香りの違いも気になってきました。
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