リモートでは感じられない自然体験
ブログや動画ては、「五感」を伝えることができません。味覚、聴覚、触覚、嗅覚、視覚のうち、いまのテクノロジーで普及しているのは、視覚と聴覚の2つを使ったものです。しかも、人間の目はよくできていて、自然の美しい景色を写真で見るのと目で見ることには大きな差があります。
確かにこうやって、ブログや動画て自然の素晴らしさや不思議、親しむためのノウハウを伝えることはできます。夕陽の美しい写真を載せ、そこで感じたことを書けば、多くのことが伝わります。焚き火のはぜる音と映像を見れば、匂いまでしてきそうです。
しかし、手で触った感触、鼻をつく匂い、頬を通り抜ける風を感じることができないのです。すでにこれまでしてきた経験の中から想像するしかないのです。「触った葉の感触はビロードのようだ」と聞いても、どれだけ新しい発見に繋がるでしょうか。
電子伝達ツールはうまく使わないといけませんね。ブログや動画で自然に親しむ方法は伝えても、実際にそれを見た人が、葉っぱを触りに行く必要があります。いま、「知ること」より、「感じること」が必要な時代に差し掛かったと言えます。
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