いきものピラミッド

この地球は、数えきれないほどのおびただしい数のいきもので覆われています。人は、他の生きものを摂取することで生き延びています。鷹やトンビ、フクロウなどの猛禽類も似たような位置づけです。肉食動物、草食動物、植物・・・と進むにつれで、数が増えてゆきます。そう、肉食動物は、多くを摂取しているのです。クモ類、ダニ類などは、ものすごい種類と数がいると聞きます。底辺が広いすそ野の上になり立っているのです。

毎日、慌ただしい生活を送っていると、そのような多様ないきものの中で暮らしていることを忘れてしまいます。今日の暮らし、今の安全がもちろん大事です。今日やらなければならない約束や、やりたいこと、そして、たまにはリラックス・・・。という人の暮らしは、まるで多くのいきものとは無関係であるようにも思えてしまいます。

雨上がりの朝、しばし庭でしゃがんで見ていると、小さな生き物がうごめいているのが見えました。名前もわからないような、へんてこないきものです。小さすぎて、足があるのかないのかさえわかりません。周囲を見ると、色々な虫たちが目に留まります。足元の小さな範囲にさえ、多くのいきものに覆われています。

ぼくら人間ができることは、地球環境がより良い方向に向かうように、日ごろの行動に気をつけることです。地球温暖化防止への行動は、わかりやすい持続可能な社会づくりへの行動です。微生物を食べる小さな生き物、その生き物の働きによって生長する植物、植物を食べる動物・・・。複雑に絡まったネットワークの微妙なバランスを壊さないようにしなければなりません。コロナを食べる天敵とかいないのかな(^^;