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自然は自分の中にある
あちこちで賑やかに鳴く鳥の声、近くでピチピチと鳴いているものもいれば、遠くには群れも感じます。ときおり、ウグイスやカラスが大きな声を出します。目を閉じると、大きなコンサートホールにいるような臨場感です。
遠くの名前もわからぬ鳥たちが、静かな朝の空気の中で鳴く声は、僕に元気をくれます。本の文字をじっくり追えないほどの忙しさに追われている毎日を、こうやってリセットさせてくれるように感じています。
自然の中で心惹かれるものを見つけたら、自分の中心と、その惹きつけられるものの中心を心の中で結んでみましょう。そのものの本質が自分の中で生き生きとしてきます。その心惹かれるものと同じものが自分の中にもあって、同じような力が生まれてくるのを感じるのです。好意を持ってそれに意識を向け、「〇〇が、私に触れて、その力をくれました」と心の中でつぶやきます。
「空と大地が私に触れた」(ジョセフ・コーネル著)の一説には、このような記述があります。
人は自然の美しさを外から鑑賞するだけの存在ではありませ
ん。自然の中で見るものはどれも、私たち自身の一部です。な
ぜなら世界のすべては私たちの心の中にあるのですから。多く
の人は自然の中で過ごすことを心から楽しみますが、それは自
然の中に自身を高める大切なものがあることを見抜いているか
らです。自然は、さまざまな形で、私たちの精神的な幅を広げ、
内面から豊かにしてくれます。
私たちは、自然が自分の外にあるかのように考えています。しかしここでは、「世界のすべては私たちの心の中にある」と言っています。自分の内側と、外にある自然との波長を合わせて暮らしてゆけるといいですね。
「小鳥の声が私に触れて、その力をくれました」
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