よくしゃべる鳥

ペチャクチャよくしゃべる鳥が今朝もペチャクチャペチャクチャ言っています。「ペチャクチャペチャクチャ、ジジジジー」って感じです。あまりによくしゃべるので、何羽かいるのだと思いきや、電線で鳴いている１羽の声でした。今の季節は、色々な鳥がにぎやかで、イソヒヨドリや、シジュウカラ、ジョウビタキなどが周辺で鳴き声を聞かせてくれます。

おしゃべり鳥の正体は「ツバメ」。ツバメは、人の生活圏に共存する鳥です。隣の家の車庫に毎年巣を作ります。不思議なことに、我が家には巣を作りません。場所が決まっているのでしょうか。スズメも人が住む場所に共存すると聞きますね。理由はわかりませんが、人がいることで、天敵が近づかないようにしているのでしょうか。

ツバメの生活ぶりってのはどうなのでしょう？卵から孵って親から餌をもらいます。だんだん飛べるようになってくると、巣の周りで練習して、いよいよ大空へ。冬のあいだは遠い国で暮らし、また春に帰ってきます。産まれた場所に帰るのでしょうか？相手を探して、巣を作ります。小枝や草を集め、唾液を混ぜて固めます。そこには次の世代が生まれるのです。

これからの季節は色々な鳥の産卵期、静かに見守ってあげましょう。脅かすのはもちろんダメですが、バードコールや口笛などで、鳥を集めようとするのも、この季節は避けたほうがいいですね。その場所が危険とか、居心地の悪い場所だとか思うと、いなくなってしまうでしょうね。ペチャクチャを聞くのは遠くからね。