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燕低飛行(つばめひくくとぶ)
どんよりとした湿気を多く含む雲、今にも降り出しそうです。最近周囲を飛び交っている戦闘機は、今日はいつもより低い場所を飛んでいます。手の届くような至近距離まで近づいて来るものさえいます。
餌の羽虫が飛ぶ高さが、曇り空で低くなっているのでしょう。山あいの我が家の周りは、きっと餌が豊富なはず。こんな天気でも、あまり低空飛行をしなくても、餌にはありつけるのではないかと勝手に想像します。都会ツバメの方が低く飛んでいるかも知れません。
今日の二十四節気は「立夏」、七十二候は「竹笋生」(たけのこじょうず)です。筍が生え始める頃ということですが、九州の気候から考えると、もう筍は終わりごろ、次の「蚕起食桑」や、その次の「紅花栄」の方が、季節に合う感覚です。
近くの竹林の脇道は、筍を掘った後で穴だらけです。掘り返した土が道に散乱していることもあります。最初はイノシシの仕業だと思っていましたが、この正確で深い穴は、人間が道具を使って掘った穴ですね。人間なら、後片付けもして欲しいものです。
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