雨の日の野生の動物たちは？

雨ですね。 鳥の声は雨音でかき消され、漂う香りも晴天時とは異なります。 霧がかった景色で遠くを見渡すことができません。 感覚のいくつかが、雨によって妨害された感じです。

こんな日は野生の動物たちはどうしているのでしょう？ 危険を察知するための音や匂いは雨によって受け取りにくくなっています。 かといって、梅雨の期間中、ずっとじっとしているわけにもいきません。

ネイチャーゲームに、アニマルトレイルというアクティビティがあります。自分で決めた、例えばイノシシなどの動物になりきり、野道を歩くのです。 土の香りが身近になり、感覚が研ぎ澄まされます。 不思議なことに、周りの生き物の気配に敏感になり、天敵の脅威に怖さを感じます。

このアクティビティを雨天時にやってみたら面白そうです。 雨が感覚をどう変えるのか？ 敵や獲物を察知する感覚はどう変わるのか？ 試してみたいところです。 もちろん、カラダはビショビショになるでしょうね。 そこを含めての体験なのと、その開放感を味わうのも楽しそうです。