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ただそこにある

感染症によって私たちの暮らしは右往左往していますね。日々入るニュースに翻弄されながら毎日を過ごしています。仕事をする環境もずいぶんと変わりました。休日の過ごし方や日々の買い物でさえ影響を受けています。落ち着かない日々がいつまで続くのか不安に思う人も多いでしょう。

しかし、目の前に広がる自然の景色は何も変わらず今の時を刻んでいます。例年と同じように芽吹き、緑が萌えています。星は変わらぬ位置を回って、方角を教えてくれます。太古から変わらないのです。

確かに、地球温暖化の影響などで、例年と違うところを見つけることは良くあります。暖かい冬だった半面、ここのところの肌寒さは季節感が狂ってしまいそうなほどです。いつもの春より山々は赤く色づいているように思います。

子どものころ遊んだ川に行った事があります。今から30年近く前のことだったと思います。日々あくせく暮らし、色んな出来事が身の回りで起きても、そこには変わらずとうとうと水が流れていました。僕の身の回りでいろんなことが起きたその時でも、ずっと変わらずこの川は水が流れていたのだと驚きに似た感情を持ちました。しかし思うに、「きれいな花」だとか「さわやかな空」だとか、人がどんな解釈をしようとも、自然はただそこにあるだけなのでしょうね。動かぬ自然の大きさを感じます。

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