料理家・星野奈々子さん編|勝手に図解レシピ化vol.5
「図解レシピ」は、料理の工程をフローチャート化し、2品以上の同時調理を可能にする“図解型”の新しいレシピ表現です。効率の良い作業の順番がパッと見てわかるので、料理ビギナーや料理に苦手意識のある人でも、スムーズに料理ができます。そして、図解レシピに慣れることで、料理全体の見通しが立てられるようになり、料理の段取り力が向上して、気がつくとお料理上手になります!
そんな図解レシピを通して、料理に苦手意識のある方にとって料理が少しでも楽しくなるように、様々なレシピを勝手に図解レシピ化してお届けするコーナー、「勝手に図解レシピ化」。これまで、発酵料理家の真野遥さん、料理研究家のウエキトシヒロさん、料理研究家のジョーさん。、食育インストラクターの古谷真知子さんのレシピを図解レシピ化してきました。
今回、図解レシピ化させていただいたのは、料理家の星野奈々子さんのレシピです。星野さんは著書「ワンパターン買いが平日晩ごはんをラクにする。」が人気で、女性誌の献立企画にもよく登場されています。賢く、効率よく、かつオシャレなレシピを発信されています。
そんな星野さんに図解レシピの印象を聞いてみました。
使用する調理器具と器が最初に書かれているので、作り始めてから足りなくて困ることがなく、とても親切な作りだと思います。
2品以上同時に作るとき、スムーズに作るのは段取りが大事になってくると思うのですが、段取りがうまくなるのは数をこなして身につけるしかないと思っている方も多いと思います。
図解レシピはこの通りに作っていけば自然に無駄なく調理が進められるので、初心者の方でも無理がなく短時間でできそうです。
器具の準備→調味料を計る→材料を切る→調理する→盛り付ける、を並行して進める方法を図解レシピで何度か真似すると、他の料理にも応用できるようになってくると思います!
まさに!図解レシピの狙いの部分を汲み取っていただけて、とても嬉しいです♪
星野さんに図解レシピ化するレシピをご相談たところ、我々の「料理男子プロジェクト」にちなんで、男性に好評な台湾料理のレシピを選んでくださいました。
「なすときのこの簡単魯肉飯(ルーローハン)」「酸辣湯(スーラータン)」の2品です!
どちらも作り方はとても簡単なのに仕上がりはプロっぽくなるので、初心者にもおすすめのレシピとのことです。(初心者にもってこいのレシピのセレクト、ありがとうございます!!)
ということで、この2つのレシピを図解レシピ化すると・・・こちら!
魯肉飯のお肉を煮ている間に、酸辣湯を作るという、図解レシピの2品同時料理にピッタリのセレクトです👏
星野さんから追加でアドバイスもいただきましたよ。
魯肉飯は今回はなすとまいたけを加えていますが、他の野菜やきのこで代用してもOKです。おうちにあるものや好きな食材で試してみてください。
酸辣湯は最後の溶き卵を加えるところが失敗しやすいポイントです。卵をよく溶き、スープは沸々とするくらい強めに熱しておくと、卵が綺麗に固まります。
マンネリ化しがちなメニュー選びも、こうしてテーマを決めると楽しくなりますよね。なかなか海外旅行にも行けないご時世ですし、是非夏休みには今回の図解レシピを使って台湾料理献立にチャレンジしてみてはいかがですか?
星野さん、ご協力いただきありがとうございました!!
「図解レシピ 星野奈々子さん編」のダウンロードはこちらから
https://forms.gle/9tES6BNaZKejsD4o7
■プロフィール
星野奈々子さん
料理家・フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。IBM JapanにてITエンジニア、マーケティングを担当。会社員として働きながら数多くの料理学校・料理教室に通い、IBM退社後にフードコーディネーターとして独立する。現在は企業のレシピ開発を中心に活動中。
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Instagram: @hoshino.nanako