発酵料理家・真野遥さん編|勝手に図解レシピ化
これまで料理男子プロジェクトでは、オリジナルのレシピを図解レシピ化してきましたが、たまに誰かのレシピを図解化させていただくこともありました。昨年のクリスマスには、sio鳥羽シェフ(#おうちでsio)のレシピを図解レシピ化させていただきました。
誰かのレシピを図解レシピ化すると、この人の頭の中はこうなっているのか、この人のレシピはこういう構造なのか、などレシピ開発者の個性が見えて面白いポイントだったりします。
勝手に図解レシピ化はじめます。
そこで本日から、レシピ開発者の方のレシピを図解レシピ化するコーナーを始めることにしました!題して「勝手に図解レシピ化」。
世の中には、たくさん良いレシピがありますので、その中から料理初心者の方にぜひ作って欲しい、おすすめしたいレシピを選んで図解化していきます。勝手にと言っても、レシピ発案者のご本人には事前にご連絡して相談させていただきます。(今後は本当に勝手に図解化する場合もあるかもしれませんが、その時は優しい気持ちで受け止めていただけると嬉しいです・・!)
記念すべき初回は、発酵料理家の真野遥さんのレシピです!
真野さんに図解レシピの印象を聞いてみたところ、「可愛らしいイラストとシンプルなデザインで図式化され、とても分かりやすいと思いました。料理初心者の方でも、同時並行で効率的に作業ができそうです。必要な調理道具が書いてあるのもいいですね。作る人に寄り添った工夫が凝らされているなあと感じました。」と嬉しい感想もいただきました♪
図解レシピ化するレシピについては、真野さんとご相談して2品を選んでいただきました。1つ目は、じめじめした梅雨の時期にぴったりな「塩麹でふっくらアジフライ 梅しそヨーグルトタルタル」です。
真野さん「塩麹は、素材の持ち味を活かして料理をグンと美味しくしてくれる素晴らしい調味料なのですが、『買ったものの使い道がわからず持て余している』という話をよく耳にします。塩麹は、ズバリ"酵素たっぷりの、うま味の強い塩"のようなもの。毎日の料理に最も取り入れやすい、私としてはイチオシの発酵調味料です。酵素はタンパク質を分解してくれるので、お肉や魚を漬け込むとしっとり柔らかく、うま味も増しますよ!そんな塩麹を、是非気軽に活用していただきたいなあと思い、今回ご紹介させていただきました。」
2つ目は、冷静ラタトゥイユです。みずみずしい夏野菜をふんだんに味わえる一品。作り置きしても便利ですね!
ということで、この2つのレシピを図解レシピ化すると・・・こちら!
どちらのレシピも下ごしらえを済ませてしまえば、残りの調理工程はとてもシンプル。先に冷製ラタトゥイユを冷蔵庫で冷やしている間に、鯵を揚げれば段取りバッチリ!そうすれば揚げたてのアジフライを楽しむことができますね。全体で60分を目指してチャレンジしてみてください!
(欲を言えば、もう少し冷製ラタトゥイユを冷蔵庫で冷やしたいところ・・😅)
「図解レシピ 真野遥さん編」のダウンロードはこちらから↓↓
https://forms.gle/SVkJ5uFCET53wCg58
真野さん、ご協力いただきありがとうございました!!
■プロフィール
真野 遥さん
発酵料理家。1990年生まれ。法政大学人間環境学部卒業。ものづくりに興味を持ち、新卒で素材系商社に就職するものの「一番身近なものづくりは料理である」と思い至り、食の道へ。現在は、日本酒に合う料理の提案を中心に、レシピ開発や執筆など幅広く活動している。新宿御苑前で、日本酒と発酵食料理のペアリングが学べる料理教室を主宰。年間500名以上に、ペアリングを通じて日本酒の美味しさや料理の楽しさ、伝統的な発酵調味料の魅力などを伝えている。著書に『手軽においしく発酵食のレシピ』(成美堂出版)がある。