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熱冷時短ほっこりリモートワークの友、スープジャー弁当本
今日の予報では東京地方はこれから19度まで上がるようなので、完全に時期をはずした投稿です。
が、寒い時期のお弁当としてだけでなく、今のように休校でおうちにいるお子さんや、リモートワークで巣ごもり中だけどお昼ごはんを作るの面倒、と感じる時の対応策として、スープジャーほど便利なものはありません。
というわけで、もはや古典といってもいい、家庭料理研究家の奥薗壽子さんの『スープジャーのお弁当』(世界文化社)をまずは。
奥付の初版発行日は2013年11月10日。
奥園さんの公式サイトによると、2020年1月28日には26刷決定、累計17万7000部という報告が見つかります。
すごいー。
発行当時はスープジャーがブームになっていて、サーモスや象印、タイガーといった魔法瓶メーカーだけでなく、キッチン雑貨企画会社やメーカーが企画したものがいくつか発売されていました。
対応する料理本も確か5〜6冊出ていたように思います。
でも、結局当時から今まで毎年増刷されているのは、奥園さんの料理本だけ、と思っていました。
そこに昨年、新星が現れた!
2019年10月24日第1刷を発行してすぐ増刷に増刷がかかり、私の手元にある本は2019年12月25日の第6刷。
こんなハイスピードに驚くまでもないですね。
だって著者はスープ作家の有賀薫さん。
スープ作家としてこの3月に発売した新刊『3000日以上、毎日スープを作り続けた有賀さんのがんばらないのにおいしいスープ』(文響社)を含めてすでに6冊の著書を持ち、cakes「スープ・レッスン」を毎日発信、このnoteでも読み応えたっぷりな記事を提供しているわけですから、「待ってました!」と手に取った人が多かったでしょう。
もちろん私もその一人。
そんな有賀さんの『朝10分でできるスープ弁当』(マガジンハウス)は今シーズンもっとも注目を集めた「お弁当本」かもしれません。
(まだお弁当本出版のトップシーズン中ですが)
どちらの本もトップ画像の通り、表紙カバーの写真やスープジャー使いの利点の注目ポイントは同じ。
ひと煮立ちがポイントだから、材料を切って(あるいはちぎって)具材を1〜2分炒めて(フライパンや小鍋で)、ジャーに注いで蓋をすれば、食べるまでの数時間の余熱調理でちょうどいい塩梅になったスープの完成。
便利です。私もちょいちょいやってます。
お二人の本のどちらを選ぶかはもはやお好みです。
判型はどちらもA5判、奥園さんの本は左開きで、調理ポイントやジャーの使い方解説もレシピページもすべて横組み。
有賀さんのは右開きで、解説ページは雑誌のように縦組みと横組みの混在、レシピは左側の料理完成画像がある横組み、という体裁。
レシピについては、奥園さんはダイエットや冷え性改善、便秘などヘルシー視点でまとめられた「目的別」。
有賀さんは、秋冬と春夏の2シーズンに分け、野菜から選べるようになったレシピ。シーズンごとだから、旬を迎える野菜に肉や魚介などタンパク質をプラスするレシピが並んでいます。
どちらの本も食材別インデックスがありますから、食材からレシピを探すのに便利です。
となると、私のように2冊持つのが正解よ! なんて言っちゃう。
なので、2冊で使われたスープジャーをのっけとこうと思ったらば、ドウシシャのジャーはこんなに可愛いことになっていたのね。
私が持っているのはサーモスの。
どちらもかわいい色が揃ってて楽しいねぇ。
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