「私」のコンセプトを考えようとして、堂々巡りしている話

あきやあさみさんの「一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法」を読んで、じゃあ実践してみよう、とするなら、まずはコンセプト作りなわけだけれど、これがまあ決まらない。

思考があっちこっちにいってしまい、自分が何をどうしたいのかわからない。なんとなくイメージは掴めそうなものの、今持っている洋服のイメージにも引きずられているような気もする。だいたい「何をしているかわからない人」とかトンチキ寄り。なりたいか?私、本当にそれに?

完全な自習だけでは、やっぱり方法が間違うこともあるだろうし、客観的な視点が持てないのも不安だ。コミュニケーションの中でわかること、もいっぱいあるな、と思う。

ああ、「自問自答ファッション講座」をもっと早く知っていれば。いや、知るには知っていたんです。元々、PATTERIE※さんのファンだったので。その経由で活動はチラ見していたはずなんです。なのに「ファッション講座」というだけで、私には無関係なもの(サイズの問題。「私が聞いてもな」)と思ったのだった。
悪いのは、太っていることじゃないねえ。そこに宿る卑屈な心だねえ…と反省……する必要は全くないよね。そもそも、太っていることに付属するイメージの悪さ、痩せていることを美の基準とするような社会のあり方がおかしくて、そんな価値観にどっぷり浸かってきたら、そりゃ卑屈にもなりますわ。ゆえに反省の必要はなし。私のせいじゃないやい。

とはいえ、自問自答していれば避けて通れないのが、私が、私の体と付き合っていく、という問題です。私の体は、私以外の入れ物にはならないし、来たる未来に、変わっていく何か、を想定するのは、あまり意味のないことのように思います。私の中に燻るルッキズムとも対峙していかなければならないでしょう。……真面目か。生真面目か。

そう、わたくし、コンセプトを考えていくうちに気がついたんですが、自分にとって、ああ、外せない、と思った言葉が「真面目」でした。「真面目」を笑うということが本当に苦手だし、真面目であることを美しいとも感じる。世間には「真面目」が誤解されている、とすら思っている。

あれ、これ、自問自答の方向、合ってる?試着の旅にでられる?コンセプト決まる?

次回、試着の旅に行くかもね。行かないかもね。いかない気がするね!
このnoteは、その過程を記していければいいな、と思っています。できるかな。どうでしょう。

※刺繍アクセサリーを制作するデザイナー・PATTERIEさん。
私がPATTERIEさんを知ったのは、2010年台の布博だった、と思う。以来、オンラインもポップアップも利用し、カラフルな刺繍アクセサリーを集めています。お世話になっております。PATTERIEブースにいらっしゃる皆さんは、おすすめ上手の正直ものたちばかり。こっちのワクワクと似合うを絶対に見逃さない。まさにこの本にも通ずるところがあるよね…。

ちなみに、これがmyファーストPATTERIEさん。たぶん…おそらく…(記憶力に問題が)。

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