ドーベルマンズの怪我に施していた湿潤療法
月曜日の夕飯準備中。
スライサーで野菜をスライスしていたとき、( ゚ ρ ゚ )ボーとしながらスライスしていたらお父さん指の肉までスライスしてしまいました(笑)
目から☆が100万個くらいでたかもしれない痛みが一瞬あったので、
慌てて指を見ると、、、
かなり深くまで切り込みが入ってて、その時はまだ血も出てなかったのですが、(さすがワタシの指w反応が遅い!!)とりあえずは、ばい菌バイバイしなきゃーと水道を捻り水を出して親指を洗う。
次は消毒薬~~ではなく。(消毒薬は使いません)
止血です。
水で雑菌を流してるうちに大出血になってきたので、お父さん指の傷口をお母さん指で少しきつめに押さえ込みながら一人芝居(笑)
お母さん指「やだーお父さん!血だらけじゃないのぉー!何の抗争に巻き込まれたん?」
お父さん指 「母さんやもうワシはダメじゃ・・・優しくハグしておくれ~」
お母さん指「なに寝ぼけたこと抜かしとんのじゃ!おまはんの仇うたんと!皆の衆かちこみじゃー!!」
この小芝居はお父さん指を押さえる指に力が入りすぎてしまうのおススメ出来ませんw
一人室内でタクシーを呼ぶような格好で小芝居しながら約20分。
止血が出来たので、サランラップに白ワセリンを塗りたくり
お父さん指に巻き付ける。
痛みがスーーッと和らぐのをお父さんは感じた(笑)
そしてその上からこの先お父さんの負傷部分から出てくるであろう浸出液を受け止めるためのガーゼを巻こうと探すも、、、
ガーゼが無い!ヽ((◎д◎ ))ゝ
仕方ないから以前貰って使っていなかったアベノマスクを切って使わせていただく。(助かりましたーありがとう。 貰った時は辛らつなこと言って悪かったねーw)
そしてサージカルテープで止めて応急処置は終了!
ただそれだけだとガーゼがお父さん指から抜けやすいので、包帯を相棒に頼んで持って帰ってもらいました。
左手で包帯巻くのちょっと難しかった(-_-;)
これは所謂 湿潤療法でございまして、ドーベルマンズの怪我などの時にも大活躍しておりました。
湿潤療法の利点は大きくわけると3つ。
切り傷や火傷などは湿潤療法の方が昨今は良いと言われてますよね。
ワタシが湿潤療法を知ったのはラムっちょの怪我による縫合術後でした。
よく動かす場所の怪我だったため、縫っていた糸が全部切れてしまう・・・
2回も縫い直してもらったのですが、半日も持たず(汗)
ワイヤーで縫うか、この塗り薬で治すか・・・と、ドクターに言われて
説明を受けたのが湿潤療法だったのです。
(10年くらい前に初めて知った)
ワセリンでもいいんだけど動物用にはこれもかなり良きです♪
ドーベルマンズにはいつもこれでした。
毛の多い家族と住んでる方は1本持っておくといいよ~。
※ちなみにこの湿潤療法(うるおい療法)を世界ではじめて確立された先生は日本のドクターで夏井睦先生です♪
それまでの傷の治療は、傷口には消毒だったわけですが、消毒液には界面活性剤などの添加物が含まれていることがあり、傷口の細胞を傷つける恐れもあるそうです。
また消毒液の効果ですが、血液・壊死組織・膿などの有機物があるとそちらで殺菌効果を使ってしまうため、傷口を浄化する意味での消毒作用はほとんど減殺されてしまっているとも言われてます。
何で読んだか忘れましたが(おぃw)傷への消毒をする場合、15分おきに消毒をするのなら消毒効果はあるとのこと・・・
そんなにしてられんわー(;^_^A
ということで、傷口の雑菌は水で流してやるだけで良いよ~というのが最近の治療法になってきていますよね。
ワタシは怪我のあと、一日一回、患部を水で流してから再びラップにワセリン→浸出液受け入れ用ガーゼ→包帯 という手当をしております。
お陰様で痛みも感じず傷の完治待ちなのですが、(傷も大分肉が盛り上がり治ってきてる。 はやい!)昨日とうとう積雪した裏庭地方。
しかし雪掻きが出来ない ( ノД`)
傷が開いたら困るのでジッと我慢の子なのです。
今日は晴れ、明日はまた雪。
雪掻きたい衝動をどこまで抑えられるのか・・・
自分とのたたかいなのです(大袈裟~~www)
:追記:
記事UPから半時間後、、、
左手だけで赤マチコの雪降ろしてきました(笑)